走撮思
一週間遅れた東城のFLAT FILE TOPOS 展示作品のキャプションと展示確認の為もあり、土曜日にはオサメに別途改変の為使用することのなくなったDMを素材としたインスタレーションを加えてもらおうと考えた。こちらの研かれた古い手斧のインスタレーションの設置も決めていたFLAT FILEにて作業を行ない、夜はイケダを誘って炭焼きおおぜきにて軽く泡盛を呑み、帰りはオサメに運転手となっていただき飯綱に […]
智熱愛
FLAT FILE モリヤ君の機智とオサメの熱中とアタシの愛で、FLAT FILE TOPOS 02 のセッティングが無事終了。 清潔で工夫された空間が提示できた。賛同参加作家各位にも感謝。 このところの準備の疲れもあり早々に引き上げてしまい、折角遠方より駆けつけてくれたびわ君に会えず申し訳ないことをした。 明日は終日休んでGOPANでパンをつくろうかな、と。
地膝浮
三本松のコメリで手斧を買ってから、握りに張り付いたシールを紙ヤスリで剥がしながら、その鬱陶しい時間のおかげで、そういえばアライから20年前に貰ったものがあったと憶いだす。どこかに仕舞ってある。
髭白湯
新たな環境を生きる為の最後の必須アイテムである車を購入成約する。東北の震災の影響で納車が二ヶ月近く遅れると聞いた時には、どうしようか迷ったが、いろいろと考えて決めた車体だったので、構わないと頷いていた。
art / beauty / daughter / day / environment / family / life / method / painting / people / picture / travel / view / work
浴場人
記述の前にカテゴリーが錯綜するなと呆れる。だがそういう日々だった。
走緑遇
父親の日々悶々と続けられている篆書と、この三つの漢字でまとめるメモの反復が、観念の外で捩れて響いたかもしれない「場映活系」(バエイカッケイ)という開発も、個人的には慣れた響きとなったが、はじめて聴くこの音にぽかんとする人がいて当然だ。 文脈が固有な肉体的なものだから、説明は、文字の示すこととなり、だが響きはどこか遠いことのように残ればいいと幾度か思った。
会人理
FLAT FILE moriyaくんの次女も、katoの長女も、新米ママたちの、このために生きているという美しい全身全霊を浴びてすくすく育っていて、世界最先端のかたち(家族の肖像)に、jinの個展でまた出会えて殊の外頗る嬉しく感じたのだった。
泥光甚
4時28分が日の出だったので、合わせて千曲川に向かったが雲は厚かった。梅雨で雨を吸い込んだ河川敷にタイヤがめり込み、泥にまみれてスタックするので遊ぶのはやめて舗装の道まで戻ってバイクを置き、同じ路を歩いて戻り、久しぶりの朝の川面を前にして、草木のように風に揺られた。
検証地
年齢の割に日々行事や寄り合いや用事があり、それになるべく断らずに参加出席することは老化の防止に役立っていると自負する父親は、週に一度は書道を教える教室に車ででかけ、なにかにつけ外に出たがる母親も、父親をお抱え運転手と頼むので、実家にいると運転手の役割がこちらに回ってきて、この時とばかり父親は書斎兼書の制作部屋に引き蘢る。こちらは父親の車をその度に借りるよと両親のスケジュールを確認しながら動かざるを […]
測躯異
思い返せば、家族が増え車を使う都合が優先したせいでバイクにはカバーを被せたままの状態がはじまった。数年前に車検を通したが、これも少々走らせただけで、あっという間に車検は切れた。その後税金だけ毎年支払う状態が続いた。そもそもこちらにここ数年まったく時間がなかった。ようやく時間ができたというわけではない。
脱情動
もともとエモーショナルというアプローチ、考え方が気に入らない。最近は目利きもそれなりに備わったので、匂い立つ情動には、発作的にぷいと顔を背けているようだ。 繊細なもてなしをストレスと喜びの天秤にかけるお客様相手の社会に生きてこなかったせいだから仕方ない。 だが、ふと気を許すと、感情的な情動が隣に座り込む。うるせえと怒鳴るわけではないが、もうあやしつける子供じゃねえんだから放っておいてもらいたい。と […]