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生続修

生続修

鯖を醤油、酒、砂糖、だし、生姜にて煮付け夕食にする。
斜脈促

斜脈促

ショップセル用サウンドワークCD slash,context,urge (2010~2011) 制作。
走撮思

走撮思

一週間遅れた東城のFLAT FILE TOPOS 展示作品のキャプションと展示確認の為もあり、土曜日にはオサメに別途改変の為使用することのなくなったDMを素材としたインスタレーションを加えてもらおうと考えた。こちらの研かれた古い手斧のインスタレーションの設置も決めていたFLAT FILEにて作業を行ない、夜はイケダを誘って炭焼きおおぜきにて軽く泡盛を呑み、帰りはオサメに運転手となっていただき飯綱に […]
智熱愛

智熱愛

FLAT FILE モリヤ君の機智とオサメの熱中とアタシの愛で、FLAT FILE TOPOS 02 のセッティングが無事終了。 清潔で工夫された空間が提示できた。賛同参加作家各位にも感謝。 このところの準備の疲れもあり早々に引き上げてしまい、折角遠方より駆けつけてくれたびわ君に会えず申し訳ないことをした。 明日は終日休んでGOPANでパンをつくろうかな、と。
腰水腕

腰水腕

回線工事の日であったので、父親の検査には母親と妹が付き添って、遠隔転移を調べる胃の内視鏡検査を行った。胃は問題がない。8日の内科から外科への引き継ぎと手術説明の後、10日に大腸検査という流れになった。幾度か電話で確認する。栄養を摂って手術に備えるべしと諭されたという。
走緑遇

走緑遇

父親の日々悶々と続けられている篆書と、この三つの漢字でまとめるメモの反復が、観念の外で捩れて響いたかもしれない「場映活系」(バエイカッケイ)という開発も、個人的には慣れた響きとなったが、はじめて聴くこの音にぽかんとする人がいて当然だ。 文脈が固有な肉体的なものだから、説明は、文字の示すこととなり、だが響きはどこか遠いことのように残ればいいと幾度か思った。
時人空

時人空

坂中トンネルを抜けて牟礼から黒姫までまっすぐふたつの峠を越え、信濃町で国道に入って久しぶりの野尻湖を右折して左回りにゆっくり走り、一度目的の場所を通り過ぎてから戻り、このあたりか。斜めに駆け上がる坂道を頂上まで上り、建物の形を確認しつつ下り始めた右手に唐突に探していた物件が目にはいった。うーん。一昔前の別荘開発地の一角で、冬は厳しい。アプローチがかなり急な坂道で冬場は使い物にならない可能性がある。 […]

車想速

 日頃車を乗り回すわけではないが、一昔前の代車の120キロで不安が擡げる足下のおぼつかないようなサスペンションで高速を、軽井沢まで往復し、なんとなく車の流れ自体が、平常よりも速いなと感じていた。  高速ではなく国道や県道だけを使って、東京から長野を幾度往復したか知れない。眠気に誘われた夜もありテールトゥノーズであおられたトラックと競い合ったこともあり運転の実感を棄てて甘い恋愛を転がした時間もある。 […]

空相験

選び残ったフラットな画像を正面から眺め、斜めにして眺め、このどうしようもない薄っぺらの平面を指先でひらひらさせ、自ら座り込んでいる狭いオフィスをぐるぐると首を回してゆっくり見回し、実空間の体感というものは、どうしようもないなと思っていた。 3DCGの設計図というこれも平面の概略観念の中では、記号的な思考しか追随生成しない。そこには、結露のグラスに残る指紋とか、壁の向こうから微かに響くファクトリーの […]

促景離

教条的でないサジェストとは、原理的には放り投げた球は手から離れる。球を追いかけて拾うようなその責任回収というものは、むしろ、コレクトサジェッションの一例となり果ててまさに競合を煽り立て「教条」と化ける可能性もあり、それこそ無駄なので、キャッチャーミットからこぼれるか暴投も覚悟の、そこそこの豪速球か、あるいは首を傾げられる変化球であるべきだと思考を重ねるけれども、肩を壊した故障の多い投手としては、で […]
光色景

光色景

丁度日曜日がオープニングですと池田からおしえてもらい、じゃあ連れてってと夫妻の車にて中野の「アートミュージアム・まど」で4月まで開催される東城信之介展へ行くと、場所(地理的)の問題があるけれども、結構なボリュームの展示にてがんばっていた。本人も元気そうでなにより。 これまでの薄汚れた感じが刷新されポップで明るい作品をみて、実は彼をリストアップしてある、2012年以降のこちらの企画に参加してみないか […]
水垂地

水垂地

ダム建設が予定されている谷を抜け扇状地が広がりはじめた川縁に育った家があるので、この川沿いを長い間行ったり来たりしている。一年ほど前に下流から上流へ向かって遡って進行していた河川敷工事が終了し、それまでのこちらの知るほぼ半世紀ほどの、湾曲する石積み堤防の岸辺の眺めが一変した。もとより大きな流れではないが、新生河川敷も、僅か一年の流される土石や新たに取りついた植生に覆われ、剥き出しのコンクリートも淡 […]