丁度日曜日がオープニングですと池田からおしえてもらい、じゃあ連れてってと夫妻の車にて中野の「アートミュージアム・まど」で4月まで開催される東城信之介展へ行くと、場所(地理的)の問題があるけれども、結構なボリュームの展示にてがんばっていた。本人も元気そうでなにより。
これまでの薄汚れた感じが刷新されポップで明るい作品をみて、実は彼をリストアップしてある、2012年以降のこちらの企画に参加してみないかと少々話す。
十一歳年下の彼女と、昨日搬入セッティングしたと聞き、それじゃあ里奈と同じじゃんと、こちらは犯罪者を睨む目つきとなる。
このミュージアムは入館料をとるNPO法人で、どういう成り立ちかわからないが、個人的にはtopos的な魅力はいまいち。しかしローカルな文化施設として、若い作家のサポート継続していただきたい。


景色と光景の違いを考えるという奇妙な夢をみる。
Scenery and spectacle というわけではない。
風景。けしき。とされる景色。目に映る景色や物事のありさま。とされる光景。
こちらが見ているのは、その両方とも違うなあ。
と夢の中口ごもって誰に何を説明しようとしたのかしら。

春萌えの兆しのさした山並みを車窓から眺めて、ベニオフの「網戸に蛾がぶつかる音〜、メキシコ湾へ続く黒い海」というくだりをおもいだしていた。