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境郭反復

境郭反復

 十五年前の境界(輪郭)を巡るプランスケッチを振り返り、現在と照らし合わせるということを行う。「明快なブレ」のようなものごとの輪郭をズラした形象として繰り返されたものだが、今みれば2Dと3Dの狭間に居る居心地の悪さのようなものを感じる。だが当時も今もこうした考察は現実空間に投影する計画ではない。つまり「スケッチ」として記憶する為にあったように行われ現在もそう在る。  現実空間のアナログ展開として、 […]
夢後雪戻

夢後雪戻

 寒いなあと明けてきた外をみると雪が降っている。昨日の夢を割と克明にスケッチなどして、ディティールをあれこれ転がしていたので気がつかなかった。午前中に工事の方が来るので慌ててストーブをつけ、タイヤを履き替えた場合はチェーンでくるのかしらと他人事を案じる。
雪圧消顕骨草

雪圧消顕骨草

戻った日の朝雪を被ったが一週間留守にした高原の白い重りのような塊は消え圧迫され続け平たく潰れた地べたの下草が巨大な獣の体毛のような流れ方で水を含み始めている。
時置遺景譚

時置遺景譚

日本語の読みの形はやはり縦書きだと今回のブランチングから縦組にしたこともあって、取り組み始めたApertureでのBook編集のテキストもそのようにと思ったらテキストフォーマットは横しかないので縦組を画像化させて組み入れようとしたけれども再びBook体裁自体が左開きの左手送りだったので縦組頓挫。
足下光反復一

足下光反復一

時間論と場所論で云うたった一回の一度の「此処」という静止地点・静止画像のユニークからはじまることもある。
座陽繋想休

座陽繋想休

湯槽で古井を捲ると脇腹の痛みが消える。
遠庭季

遠庭季

母方の叔父たち二人は兵庫と北海道から遠路一周忌法要に来ていただいた。長女を見送った法事翌日土曜の夜に札幌の叔父とワインを二本とボトル半分を呑み上げて血筋系譜など亡父供養ともなった話を深夜まで滔々と続け山に戻れなくなったので実家仏壇の前に布団を敷いて眠る。
乖戻失

乖戻失

目のつながりを示す睦月葬式に愚息はカメラで走り回ることを戒めたが従兄弟の研が260枚を遺してくれた。
逆谷地

逆谷地

ハルボウと歩いて入り口まで来ていたが草履だったので侵入を諦めていた7haの湿原をようやく歩く。
放証視

放証視

日々は川の流れのようにながれ去っていってしまうが今日的な道具で岸辺に寄せることができる。
閑収乱帙思疑義

閑収乱帙思疑義

雪擁山堂樹影深 憺鈴不動夜沈沈 閑収乱帙思疑義 一穂青灯万古心 冬夜読書 菅茶山 (1748~1827)
羽雪鉛

羽雪鉛

チィチィとアラーム音が聴こえると自治体の雪かき車の仕事だと判る。このあたりの道を総動員で何台もがこの季節にはなくてはならない仕事をしてくれていることが雪の降り始めは頼もしく思えたが、こうも積雪が嵩むと脇にかき出される除雪の小山がガレージの前にその度に盛り上がるので、アラームの後の早朝はその分余計な雪かきをすることになり、肉体労働を促す警報となった。