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車駈歩考迫

車駈歩考迫

現像が納得できず途方に暮れる。
座陽繋想休

座陽繋想休

湯槽で古井を捲ると脇腹の痛みが消える。
浴場人

浴場人

記述の前にカテゴリーが錯綜するなと呆れる。だがそういう日々だった。

出力

業務の傍らマット系アート紙が終わってしまっていたので、注文したものが届くのを待ちきれず、光沢紙で出力しその有様に冷や汗が流れていた。一言でいえばインクの無駄。使いものにならない。 ぐっと気分が暗くなったが、モニターの横に立てかけどこが悪いのか一晩眺めたが、気分は恢復しなかった。出力不能を補うというよりそこに足りない強靭さを求め、深夜に仕事を放り出し朝迄テクストを耕し続けていた。 土曜の午後にようや […]

フィジカル

Planar T*1.4/50mm / 1DsMarkIII / ISO50,f2.5,-2/3(exposure conpensation),1/80sec 中年の夫婦や若いカップルが気軽な格好で、社の手前には随分雪の残る往路4kmの奥社参道をすれ違う人に向かって挨拶をしながら歩んでいたが、こちらからはなかなか快活な挨拶が出来ない。午後から雲行きが怪しい、日中は気温の上昇が東京より上回るという予 […]

心臓カテーテル検査の覚え書き

1 穿刺部位を消毒。(多くは右肘部あるいは右大腿部) 2 局所麻酔を注射。(肘部で1 – 2ml、大腿で5 – 10ml) 3 穿刺針で動脈(検査によっては静脈も)を穿刺。ガイドワイヤーを挿入し、シースと呼ばれるカテーテルの出入り口を挿入。検査中に感じる痛みはここまで。 4 ガイドワイヤーを用いてX線透視下でカテーテルを挿入。血管内は痛みの感覚はない。カテーテルは直径約1. […]

廃墟のような美術館にて

体育館のような高さと広さはあるが、壁に罅がはいり、いたるところに蜘蛛の巣もあり、廃墟かと思ったが、女性の学芸員が自分の部屋迄手招きした。屋根裏のような印象の室内には書類が乱雑に積み重なり、彼女の独り住まいを連想させた。 「光の柱、つまり映像の柱よ。欲しいのは」 だされた珈琲カップの縁が割れていた。こちらもいっそ廃墟でもよいと思い始めていた。表象は人間の手元に届く形に縛られているので限定的な時空が必 […]

比較と音とデータダイエット

メーカー純正出力用紙の比較をすると、やはり顔料プリントは、ガラスのフレームにおさめる上でマット系がよろしいようだ。こちらのBW出力傾向も考慮すると、ミュージアムエッチングの厚さのもたらす効用が耐久性である場合は、時間の経過のみが示すので、アート紙に馴染みのない写真家などはテクスチャーに飛びつくかもしれないが、こちらは以前にプリンターを改造し結構厚手のアルシュ紙を試したこともあるので、全面印刷の場合 […]

DPP 3.4.1.1

Canon Digital Photo Professional 3.4.1.1へアップデートで、Raw画像表示の問題はなくなった。 G5が、MarkIII対応バージョンではなかったためRaw表示されなかった。モノクロTifなども諧調を考慮した16bitをDPPから変換したほうがよろしいようだ。BW出力のセレクト(現像)を135枚程するだけで、精魂尽き果てた。 泳ぐ時は泳ぐ。寝る時は眠る。そんなシ […]

Pro 9500

で、ファインアートペーパー・プレミアムマット紙にて出力すると、なるほど微細な繊毛の葉のようなディティールとなる。マット紙では、白黒諧調もよろしいので、さてこれをこのまま直接目玉の前に置くと、幼気な乙女の白肌を放射線に晒すような気分になる。やはり、ガラスの水平面が介入すべきだが、ガラス面に印刷面が触れると、繊毛のような顔料が潰れるおそれがある。輪郭フレームの無い自立型ガラスフレームをあれこれ探すが、 […]

安曇野

朝も早よから長野ー白馬オリンピック道路を走り、途中大町へ抜けて松川神社を歩きちひろ美術館にて珈琲を頂く。県下では経営が頗る良い美術館らしい。こちらは作品よりも建物と環境を探索。ラベンダー畑を造り始めたようで、館内から眺める色彩のバルールが美しい。 安曇野アートラインを南下すると、国営アルプス安曇野公園というものができており、なんだこれはと駐車場へ車を止める。脹脛を痛めて医者に通って治療している母親 […]