ショップセル用サウンドワークCD slash,context,urge (2010~2011) 制作。
サウンドワークを振り返ると震災の日を境に明快なビジョンの変化がある。好奇心での音の併置による音響構築から無理のない状況音響へそれはスライドしていて、ひとつの音響文脈をパズルのように慎重に置くことから環境の自明な広がりのようなことへ併置をニュートラルへ戻すような意識となったか。などと二年ほどを確認する。
書棚の書籍を手に取るような、時々の気分、気象、体調といった悉を点に集めるような効果はあるかもしれない。69にてセッティング。以降追加制作とした。
これを機会にそろそろ真空管アンプに手を出してみよかと予てよりのリストを眺め、手作りをするほど暇もなし余裕なしだが、まずは試聴から。