地膝浮
三本松のコメリで手斧を買ってから、握りに張り付いたシールを紙ヤスリで剥がしながら、その鬱陶しい時間のおかげで、そういえばアライから20年前に貰ったものがあったと憶いだす。どこかに仕舞ってある。
art / beauty / daughter / day / environment / family / life / method / painting / people / picture / travel / view / work
浴場人
記述の前にカテゴリーが錯綜するなと呆れる。だがそういう日々だった。
地光中
baeikakkei の演習の意味を加えて、osameに来てもらい、MCAFを取材。インスタレーション作品撮影と、インタビュー撮影の後、ワークショップに無理矢理引き込まれたカトウ家の作品をパパと一緒に、撮ってくれと木村氏に迫られたので、大本営地下壕の最深部まで渋々同行。炎天下から湿度が高く冷えた洞穴に侵入。気温差でガスっぽい中撮影すると、なにやら心霊写真風光点が映った。
会人理
FLAT FILE moriyaくんの次女も、katoの長女も、新米ママたちの、このために生きているという美しい全身全霊を浴びてすくすく育っていて、世界最先端のかたち(家族の肖像)に、jinの個展でまた出会えて殊の外頗る嬉しく感じたのだった。
見知含
About Elly (2009) درباره الی / Asghar Farhadi (1972~) 監督・脚本 / http://www.hamabe-movie.jp/
三十六
山野楽器でAcross the Universeがはいったビートルスのスコアを購入。 きょう36℃だって。銀座で待ち合わせたハルボウの第一声。まだ六月だってのに。原宿で買ったおニューのアーミージャケットがなかなかよい次女と、8丁目で開催されている二ノ宮女史のグループ展へ行き、10月の軽井沢トポスの進行スケジュール計画を手渡す。説明しながら、他人事ではないスケジュールのタイトさにあらためてヤベエなと […]
脱情動
もともとエモーショナルというアプローチ、考え方が気に入らない。最近は目利きもそれなりに備わったので、匂い立つ情動には、発作的にぷいと顔を背けているようだ。 繊細なもてなしをストレスと喜びの天秤にかけるお客様相手の社会に生きてこなかったせいだから仕方ない。 だが、ふと気を許すと、感情的な情動が隣に座り込む。うるせえと怒鳴るわけではないが、もうあやしつける子供じゃねえんだから放っておいてもらいたい。と […]
明視形
Guitar Heroes / NY Metoropolitan Museum My Room in the Trees / Innocence Mission CD for cover Yael Naim / Yael Naim CD for cover
流超季
撮影の後で大正年まれの壮健な画家である田中先生に夕食を一緒にいかがですかと丁寧に誘われたが、行った事もないボリビアの山岳のような眺めの作業がオフィスに残っている。有り難いけれどもと連れの生方、加覧両先生方にもすみませんお先に失礼させていただきます。頭を下げた。土産まで頂いた上りの常磐線で、下り時には眠気が差して瞼を閉じていた車窓の景色を、夕刻の時刻の日差しとこの季節の萌え色と、乳母車の父親似だろ […]