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籍視置

籍視置

ニコちゃんのママにモリヤくんがつくってくれたフレームに入れたショットをプレゼントし修復工事の進捗確認を行う。
気地風

気地風

お盆の朝大池の脇の路上に雉の骸が転がっていた。おそらく車。
葉陽聴

葉陽聴

夫を亡くした者同士が冷えた麦茶を飲みながら寂しさを交換する間、母親の実家の畑脇にある墓を掃除し花を生け線香に火をつけた。新盆で10日すぎから忙しいので戸隠には来れない為時間をみつけて母親とふたりで連れ立った。
明壊整

明壊整

ひねもすピノッキオの目というアパチャーブック編集を終え高地回遊の版下へ続けると早朝ゲンタからマミヤ645ゲットのメルがあり、丁度いっそ壊れたカメラで撮影したいと考え始めたところだったのでぎょっとするが、ゲンタの645が壊れているわけではないと弁える。
時枝立

時枝立

香りがよいですとモリヤ君がラフロイグ クオーターカスク(スコッチ)を持参してくれて呷りつつ夜半から深夜まで戦略会議をおこない多々少々詰める。
指父時

指父時

亡父遺作展会場受付番のお供に現代詩手帳「吉本隆明追悼特集」、文藝「古井由吉連続インタビュー+14人の作家が選ぶ偏愛的他薦作品」、新潮「窓の内 / 古井由吉新連作」。午前に記録撮影。
式宴幸

式宴幸

従兄弟の明彦の結婚式披露宴が無事終わり遠方より集った方々と酒を交わす。
放証視

放証視

日々は川の流れのようにながれ去っていってしまうが今日的な道具で岸辺に寄せることができる。
霧千夜

霧千夜

欧州へ旅立った長女が自分のデジカメが壊れたので勝手に次女のものを持っていってしまった。三日後には修学旅行でマレーシアに行く次女が泣くので仕方なくGEの格安デジカメを注文。娘たちの旅に幸あれ。
胸深森

胸深森

走りのコースを拡張しようとバイクでこの別荘地のすべての路を走ると開発からの積年のカタチが未だ知らなかった起伏の奥に様々に現れ、川上という地名の北側は高坂という地名となって路地の名称も異なった広がりがある。

吸地水

プールの上の2Fに素晴らしいマシーンの揃ったジムがあり、泳ぐ前に見学して、11月からプールがメンテナンスとなるので、こちらで汗を流すことに決める。

脱情動

もともとエモーショナルというアプローチ、考え方が気に入らない。最近は目利きもそれなりに備わったので、匂い立つ情動には、発作的にぷいと顔を背けているようだ。 繊細なもてなしをストレスと喜びの天秤にかけるお客様相手の社会に生きてこなかったせいだから仕方ない。 だが、ふと気を許すと、感情的な情動が隣に座り込む。うるせえと怒鳴るわけではないが、もうあやしつける子供じゃねえんだから放っておいてもらいたい。と […]