Latest entries
百四十

百四十

短歌俳句などを含む詩に関する吉本隆明の概説的な二冊を湯槽で捲り終えこの国の単音の集積で繋がる言語を調べに乗せる楽曲も大方その音符にひとつひとつ当てはめているのでその他の音節言語のような圧縮がないなと思いつつ最近はじめたtwitterの所謂呟きの140文字という制限が英文だと実に短い描写となるけれども日本語だとかなり冒険もできると判り仕事の合間浮かぶ言葉を併置するパズルの感覚できっちり文字数を埋める。 Share
修復倫

修復倫

DLPFCの制御が破綻すると扁桃体が暴走するという壊れを電磁波や電極の埋め込みで血流の低下した前頭葉を活性させる治療というよりも工事のような処方で機能修復する録画番組を眺め、先天的とか気質とかいう所謂本来的なココロの問題ではないという見地の検証とその行方に関する展開は、今頃になってようやくという感触が拭えない。而もこの国ではまだこの手法が行われていない。(神奈川の芹香病院では行われている) Share
旅視時

旅視時

「平原の町」の朴訥(なんという会話の健やかさよ)を最近の乱読から救われたように辿って深い眠りに就いた後、眉間を広げられたような爽快な体感で視力が戻りその瑞々しさをソル・ルイットのシルクに投げるとゴム毬のようなレスポンスで色彩と形態が遺跡に立つ好奇心(あるいは未知に対峙した無邪気)を与えてくれる。補色バルール併置がある達成の自由を示すのだから。 Share
季中越

季中越

春が立った翌日から気温が緩み零下の結晶の累積にまみれた界隈が朝の雨であっさりウィルスにやられたような萎えかたで凛としていた姿勢が崩れて融け黒々とした次の季節をいたるところにのぞかせた。 Share
羽雪鉛

羽雪鉛

チィチィとアラーム音が聴こえると自治体の雪かき車の仕事だと判る。このあたりの道を総動員で何台もがこの季節にはなくてはならない仕事をしてくれていることが雪の降り始めは頼もしく思えたが、こうも積雪が嵩むと脇にかき出される除雪の小山がガレージの前にその度に盛り上がるので、アラームの後の早朝はその分余計な雪かきをすることになり、肉体労働を促す警報となった。 Share
深雪軀

深雪軀

只管降り続くので午前中2時間ほど雪かきをする。ガレージの入り口は昨日オサメに手伝ってもらったのでそれほど苦はなかったが、道路からみると両脇に2メートルほどの山ができて屋根から滑り落ちたものが加わってかまくらの中に家があるようだ。 Share
枝鹿角

枝鹿角

外を巡った後Ai Nikkor 1.2s/50/5Dレンズ性能を確認したかったのでカメラを下げてシャッターを切る。 Share
釋教証

釋教証

生前の義弟実家の法要などに呼ばれた縁と故人の希望から在家仏教浄土真宗大谷派明行寺ご住職より法名を誓授し、以降葬祭供養の一切をその寺に任せる檀家となるべく葬式の翌日に母親と寺に伺った。 Share
影潜生

影潜生

通夜と葬儀の式場に置く遺影を選ぶことはなかった。担当の方と写真の話しをした時にすでに浮かんでいたものにしたが、今の季節を考えて新緑の季節のグリーンをやや青めに調整した。 Share

父逝日

早朝父親の意識が無いという妹の電話で車を走らせ実家の母親を同乗させて慌てて病院へ行くと、呼吸器をつけたほうがいいと医師より指摘され即座にそれに同意し、顔色の変わった反応の無い父親の胸の自立呼吸だけをみてまだ大丈夫とひとりで混乱を戒めた。家族を呼んだほうがよいという加えられた指示に従って娘らに連絡し、次女の高校にその旨を伝えとにかく新幹線に乗れと伝えた時は、まだ漫然と経過する快復期の途上の気持ちがあった。病室に姪が持ち込んだ宿題を手伝って、だが時折父親の瞼の底の瞳が動かない様子にひとしきり不安が膨れたけれども呼吸はしているとこれもまたひとりで戒めた。 Share
素疑腎

素疑腎

日曜日の夜に38度まで熱を出し翌日には収まったが食事に手が出ず血液検査をすると入院時よりもヘモグロビンと白血球値が下がっており、貧血状態で顔色が一変して赤みが消え呼吸も喘ぐようになった。担当医師より説明を受けたが、他の数値から栄養のバランスを崩しているとだけ示され、根源的な理由が何か息子は戻ってからいろいろと調べて腎臓にたどりついたが、あくまで素人探索にすぎないし、なぜそうなのかという理由までは探れない。 Share
白重瞬

白重瞬

テラスの雪かきは諦めた。この程度の積雪で壊れるなら設計ミス。とはいっても60cmは積もった。 Share