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「ロベルト・ムージル」の後、「半島」を捲ると嘘っぽいので途中でやめる。説明的な嘘に付き合う時間は無し。 アマゾンのオススメDVD1200本を辿るが、4本しか残らない。 9500が届き、巨大なので、急遽オフィスを整理。4種類の印刷用の紙を試験的に使ってみようと、 ファインアートペーパー・フォトラグ A3ノビ / ¥6,510 キヤノン写真用紙・光沢 ゴールド A3ノビ / ¥2,680 ファインアー […]
Wharf
休日(土)出勤だった仕事帰りのgarioと、勝どきで待ち合わせ、晴海トリトンのいやし家にてワインと料理を食す。互いに最近多忙だったので、深酒はせずにgarioはオフィスでカウチ寝。こちらも深夜には瞼が閉じ、素直に眠り朝早く起きたので、健やかな休日を迎える。gentaに渡すロードレーサーのタイヤに空気を入れたので、garioとチャリ2台で、晴海トリトンへサイクリング。ロードレーサー初体験のgario […]
static-photo
ushiyamaのここ数年の作品のコンテクストを眺めて生まれた言葉を再び憶い出し、ミラノのtsurutaにメールすると、最近の写真をアップしましたと元気そうなレスが返ってきた。gentaは沖縄のロケハンから戻ったようで、GRのスナップをアップするとのこと。待ち遠しい。 一枚の静的な写真の成立を、「世界との出会い」といったどこにでもある標準的な、カメラに牽引される趣味的立場から、逆説的に普遍世界を構 […]
ひねもす脱思考
Giorgio Faletti(1950~)の語り口なのだろうか、翻訳者の未熟のせいだろうか、印刷の字体と行間のレイアウトのせいか。こちらの意欲の問題もあるが、こうして外へ原因と責任を押し付けると楽だ。いずれにしても冒頭からこちらを預ける安心が生まれず素直に読み下すのが簡単でなかったこともあり、”I Kill” をなかなか読み進めることができていない。劇画的な描写のせいにし […]
老人と宇宙
をラムラの書店で見つけた。John Scalzi : 1969年生まれの作家の世代感覚と、プロットのモジュール感覚に惹かれて、明らかに「The Old Man and the Sea」Ernest Miller Hemingway(1899~1961)へのオマージュであろうことも勝手に重ねた。 The Silence of the Lambs / Thomas Harris(1940~)などに始ま […]
くっ
歩き回って撮影した150カット分のデータを自分のミスで消去してしまい、雪の日を挟んで一日腐っていたが、歩けばいいだけのことよ。もう一度同じルートを歩いて撮影する。 白暗淵(しろわだ) / 古井由吉 LOST season3 1,2,3 書店にて購入。年末年始はTVをやめて、のんびり読書に決める。 PowerShot G9をサブとして注文。ワイドコンバージョンをつけないと、一眼レフのEF24mm~1 […]
どうしようもない
流れという人間精神の宇宙での実存(というより美意識)に行き当たり、数億年の太陽系の記憶の保守あるいは調査を蔑ろにして、植民地化を優先する決定の元、密かな画策も暗躍し、火星の緑化へと踏み切る部分まで再び辿りはじめた。なるほど現代の様々な事柄へのメタファーともとれるが、致命的な放射線から人間を守る為に、大気生成へと動きはじめる物語は、ドミノ倒しのような愚鈍と繊細の両極端を手元に集める文体で進むので、1 […]
1995
仮想空間計画(Realtime Interrupt)/James P. Hogan (1995) 経験を巡る環境への派生リアクションのリアリティを確認するように辿ると、所謂Cyber-space(William Ford Gibson1948~)-Virtualロジックというよりも、知覚経験の、肉体的なfeedbackとして、アバターに知覚を全的に投射して受け止めるという理屈で展開される物語は、な […]
いい女
「いい女」/古井由吉のエッセイの、何気ない言葉(いい女)に潜む差別的・傲慢な意味合いを再び辿ると、若い頃飲み込んだ「エッセイズム=刃の輝き」は失せていたが、女性の側の年齢に依るある種普遍と思われる揺らぎのようなものが濃霧のように頭に染み込み閉口した。晴らすには富岡多恵子の同様なものよりも、いっそ味気の無いものがよい。新幹線では「世界の歴史2 ギリシアとローマ」/村川堅太郎責任編集:中央公論社を、そ […]