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ようやく

一段落して、随分長いこと長大な夢を見ながら泥酔するように眠っていた。学生の頃の二三度会話をした程度の女性が年齢を重ねて現れ、共に山に入るように誘うのだった。目立たない清楚な印象は変わっていない。川の横のポンプ小屋で挟まれて左足が裂けていた。骨がみえるのに痛みが無いのがひどく怖かった。女性は今はこれしか方法がないと、傷口を指で広げて毟った植物を押し込むのだった。 目覚めてから髭を剃り、湯槽で身体の不 […]

Effect of analysis and integration

20年前の顕われは、40年前の顕われに対する不満を解消する配慮が確かに構想実行されたが(例えば鉄人28号がガンダムとなり、今子供達はPSPでガンダムを動かしている)、現代の顕われには、その配慮に対する不備を解消すべき分析が都度意識的に加えられているとは限らない。政治は勿論、表象化されるイメージやオブジェクトの対価効率は、純粋で存在論的な位置に据えられず(そういう本質論は社会の境界に併置される傾向が […]

眼精疲労

日々の日銭稼ぎの出鱈目な仕事がさすがに身に堪え(というよりこうした状況を好んでいるという自戒に悩み始めている)、眼精疲労の予防、改善、近視、夜間視力の低下の改善にと気づけば口にしていた生ブルーベリーは、都度効果を実感していた。季節柄店の棚から消えたのは仕方がない。眼精疲労に効くのはマルチビタミンとブルーベリーとカシスであるから、とにかくビタミン摂取をと考えたが、しばらく机から離れられない状態が続き […]

early winter books

Courrier Japon 12 特別付録CD(The Essence of The World Roots Music Library) Interpretor of Maladies / Jhumpa Lahiri(1967~) Unaccustomed Earth / Jhumpa Lahiri(1967~) Winter Dog / Alistair MacLeod(1936~) The […]

車両酔い

二日続けて同じ往復車両の中、欧州から帰国した妹を出迎えた東京駅で購入した「理由(1998)」 / 宮部みゆき(1960~) を捲り、二日目の行きで突然目が眩み吐き気が込み上げ途中下車する。車両に酔った。 夜から深夜にかけて、Capture Oneにて現像の続きを行う。この現像という過程において、全く気づかなかった所へ導かれる感覚が生まれる。これは俗に云う「土壷にはまる」ことかもしれないが、そんな落 […]

Capture One Pro 4.5.1 for intel Mac

ダウンロードして一ヶ月試用できるが、ドル安だからだろう399EURのみの支払いとなっていたPhase OneのE-shopで、ライセンスを購入。なるほど今のレートだと、ドルとユーロでは一万円ほど差がある。4.5.1は、G5では動かず、intel Macでの使用しかできないが、とても使い易い。まだ日本語版は販売されていない。インターフェイスが実によくできている。現像調整が微細にできるので、これまでD […]

Ballast / Lance Hammer(1967~)

-A young boy drifts through the spare flatlands of a wintry Mississippi township and a middle-aged man sits in his rural home, frozen in grief after his brother’s suicide. These striking images set in […]

media

afterworld 1話3分、120話というのが新しい。静的なCGも新鮮。 kidnapped(AXN)(NBC / video) sitepal MAX Headroomを憶いだした。 ドラマがシステムルーチンとしての効率を追求し、持続可能に分解したタスクとして断片を紡ぐとき、終わりの無い形態に落ち着く。 Notorious The Haunting In Connecticut Christ […]

引率

東京駅から水道橋まで電車。予め場所を調べておいた西神田の介護補助公園へ徒歩で向かい、介護補助器具をみてから、タクシーで小石川後楽園へ移動し、長い時間丁寧に手を尽くされた園内を歩く。 文京区のシビックホールの展望階から都内の緑化を眺め、地下鉄で東京タワーへ。自分も何十年ぶりだったことに気づく。芝公園の樹々が巨木であるのに驚く。タワーからタクシーで浜離宮へ回る。内堀とお花畑は工事中。父親は松の手入れの […]

悪意

ー日常用語としての悪意(あくい)とは、相手のよくない結果を望む心を意味する。対義語の善意は、相手によい結果を導こうとして行為を行なう気持ちを指す。ーWiki 新幹線に乗車する前に、The Sinner / Tess Gerritsen(1953~) / 邦題:聖なる罪人 / 安原和見(1960~)訳 を購入し、割と混雑した車内で読む。翻訳が平明的確でよろしい。安心してゆっくりと辿ることができた。 […]

データ

祖母の墓参りをして蕎麦を食った夕方に久しぶりにikedaと酒を飲み、少々遊んでから、150minのSD動画データと120minほどの動画データ(HDV)のコンバートに明け暮れる。SDデータはダイレクトDVDライターにて焼落としたが、画質は駄目。 TG1の接続コードを忘れたので、近所にオープンしたヤマダ電機に出かけるが、田舎のユーザーをなめたような貧相な品揃えでがくりく。店員の教育も足りない。徹底抗 […]

Cafe HARUYA

軽井沢駅迄Jinに迎えに来てもらい、びわ君の個展が開催されているCafe HARUYAにて打ち合わせ。遅れて来たびわ君に会う。 この季節の雨に濡れる軽井沢は美しい。人間の姿も美しくなるようだ。エスプレッソのダブルをおかわりしたが、オーナーの三井さんに、中毒禁止とシングルに強制変更される。 中世の若い画家のようなびわ君を撮影させていただき、R指定ペンギン作品の購入希望を申し出る。今回の個展は残念なが […]