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machida
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11月 29, 2004 • Comments Closed
Restoration of a commonsense relation
風呂の中で、硬直してきているものを解すために、ジョナス・メカス「メカスの映画日記」を再読しはじめたのは、3月にはいってからだったが、1959年から1971年までの、ダイレクト・ムービーなどの登場の擁護や、商業映画への体質批判など、blogを読んでいるような気分に、別なものを加えたくなって、このところ、ライオネル・エイビル「メタシアター」を間に挟んだ。1980年代の自身の最初の活動に「悲劇芸術考」と […]
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machida
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11月 8, 2003 • Comments Closed
W.Burroughs, AGOTA KRISTOF,
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machida
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11月 5, 2003 • Comments Closed
Philip-Lorca Dicorcia, Peter Galassi
グランドミステリーから反復(再読)を促された読書は、長編でなかったし、同じ作家のものを辿ると、文体に慣れが生じていることもあり、地下鉄と食後の時間であっさり読み終え、1994年に出版された「石の来歴」「三つ目の鯰」をふたつ辿る事でこの作家への得心が降りた。書棚に戻す際、森敦の月山に何度か目をやった。後著の庄内平野の描写から誘われたようだ。学校への通勤途中に二日酔いを散らすために飲んだ胃薬と同様、読 […]
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machida
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10月 12, 2003 • Comments Closed
「ノウ゛ァーリスの引用」「石の来歴」等は読んでいた奥泉光の「グランド・ミステリー」導入ープロローグを捲って、即座に、高村薫等では、物足りなかった、言葉を道具として使う率直な姿勢がそのまま文体に現れているので、読みはじめることにした。作家は1956年山形生まれ。この作品は1998年3月に出版されている。高村薫の例えば、今長女が読んでいる「マークスの山」は、文体に、どこか演劇臭い作家のエゴ(演出)が、 […]