W.Burroughs(1914~1997)の「JUNNKIE」1953は、読んでいなかったので、100円の古本を地下鉄でなんとなく捲ったら、冷ややかに事実の描写に徹しているので、これまで読んだ他のラリっている出世作よりずっと面白く感じるのだった。一緒に買ったAGOTA KRISTOF[Le Grand Cahier](悪童日記)は300円。村上春樹「風の歌を聴け」を読んでいる長女に渡すと、「三日もあれば読めるかな」と捲りながら、高村薫「マーカスの山」は、しつこくて好きじゃないと文句を添えた。ヨドバシのフィルム館で、AGFAのモノクロリバーサルを購入したら、ひとつ1120円には驚く。日本製のBWポジはない。ISO200だが、100〜1600までの増減感処理が可能。明日は娘らを連れて「花やしき」に行く予定なので、カラーリバーサルによる試験の終えたT2によるBWポジの撮影データの作成をはじめるにはいい機会。晴れればよいが、雨でもこちらはかまわない。
11時から読みはじめた長女が2時間15分すぎた午前1時15分に、読んだよと[Le Grand Cahier](悪童日記)を返したのは驚いた。面白かったらしいので、三部作の他のふたつ(「ふたりの証拠」「第三の嘘」)を探そう。