Ethics as practice
L’ORCHESTRA DI PIAZZA VITTORIO(2007) / jp / it / Agostino Ferrente / DVD 丁度雪が一面に降り、学校が終わったハルボウが、ひとりで新幹線で長野に来たので迎えに行く。宿題のノートを探すついでに娘と観ようかなと手にしたDVDを、皆が寝静まってから髭と頭を剃り上げ、雪のせいかいつになく静まり返った深夜に観る。なぜかどこか懐 […]
内憂外患
学校が早く終わった次女が、オフィスに材料を持参し(不足分はマルエツにて買い出し)、なんとも凄まじいハンドメイドのフルーツパイをオーブンレンジで焼いて作ってくれたので感激する。娘は仕事の横でせっせとパイ生地を伸ばし、卵の黄身を塗り、オーブンをあたためて、自宅から持ってきたカスタードの上に、目によろしい冷凍生ブルーベリーと、カットフルーツをどっさりぎっしり並べる。将来はパティシエになるかい?と聞くと、 […]
眼精疲労
日々の日銭稼ぎの出鱈目な仕事がさすがに身に堪え(というよりこうした状況を好んでいるという自戒に悩み始めている)、眼精疲労の予防、改善、近視、夜間視力の低下の改善にと気づけば口にしていた生ブルーベリーは、都度効果を実感していた。季節柄店の棚から消えたのは仕方がない。眼精疲労に効くのはマルチビタミンとブルーベリーとカシスであるから、とにかくビタミン摂取をと考えたが、しばらく机から離れられない状態が続き […]
media
afterworld 1話3分、120話というのが新しい。静的なCGも新鮮。 kidnapped(AXN)(NBC / video) sitepal MAX Headroomを憶いだした。 ドラマがシステムルーチンとしての効率を追求し、持続可能に分解したタスクとして断片を紡ぐとき、終わりの無い形態に落ち着く。 Notorious The Haunting In Connecticut Christ […]
引率
東京駅から水道橋まで電車。予め場所を調べておいた西神田の介護補助公園へ徒歩で向かい、介護補助器具をみてから、タクシーで小石川後楽園へ移動し、長い時間丁寧に手を尽くされた園内を歩く。 文京区のシビックホールの展望階から都内の緑化を眺め、地下鉄で東京タワーへ。自分も何十年ぶりだったことに気づく。芝公園の樹々が巨木であるのに驚く。タワーからタクシーで浜離宮へ回る。内堀とお花畑は工事中。父親は松の手入れの […]
データ
祖母の墓参りをして蕎麦を食った夕方に久しぶりにikedaと酒を飲み、少々遊んでから、150minのSD動画データと120minほどの動画データ(HDV)のコンバートに明け暮れる。SDデータはダイレクトDVDライターにて焼落としたが、画質は駄目。 TG1の接続コードを忘れたので、近所にオープンしたヤマダ電機に出かけるが、田舎のユーザーをなめたような貧相な品揃えでがくりく。店員の教育も足りない。徹底抗 […]
Cafe HARUYA
軽井沢駅迄Jinに迎えに来てもらい、びわ君の個展が開催されているCafe HARUYAにて打ち合わせ。遅れて来たびわ君に会う。 この季節の雨に濡れる軽井沢は美しい。人間の姿も美しくなるようだ。エスプレッソのダブルをおかわりしたが、オーナーの三井さんに、中毒禁止とシングルに強制変更される。 中世の若い画家のようなびわ君を撮影させていただき、R指定ペンギン作品の購入希望を申し出る。今回の個展は残念なが […]
力
気がつけば、一切の情報搾取を中断して音も消えたような時間の中、膨大な仕事に取り組んで十日過ぎていた。 ひとつに集中できる立場にいないので、これまでも繰り返したことと同様に、重複する異なったシステムを行き来する時間は、心身に堪える。味覚も変わるようだ。 気分を変えて仕事をしようと、近所の喫茶店にラップトップを持ち込んだが、場所柄営業時間が細かく刻まれている店で、途中で放り出される。 草を両手でかき分 […]
彼岸過迄
1912年1月1日から4月29日まで「朝日新聞」に連載した漱石の彼岸過迄を捲りつつ移動を繰り返す。作中「須永の話」の高木に関する部分が、今年の大学入試センター試験の国語の本試験に出題されたらしい。朝日新聞は発行部数は近年読売新聞に抜かれ第二位で公称800万部だが、1912年当時を調べると、 東京朝日新聞 明治37年当時の発行部数が9万。一ヶ月の購読料金37銭一行広告料40銭。 明治40年発行部数が […]
Jubilee
そう 行かなくちゃ このバスに乗れば 間に合うはず 外はまだまだ 灰色の空 くすんだ窓に指で描いた花びら 人はそれぞれのライフ 新しい場所を探して でも君とは離ればなれ 陽が暮れて 見えなくなっても 手を振って 夜になっても さっきから風が冷たい 雲のように 自由になれるはず 失ってしまったものは いつの間にか 地図になって 新しい場所へ 誘ってゆく Jubilee 歓びとは 誰かが去るかなしみを […]
event info
Traversing Territories「 領域の行き来」/ Charles Christophe Traversing Territories news blog / obusecontemporary blog MCAF08 / Hitoshi KIMURA 画材と素材の引き出し博物館+ワークショップ20年のドキュメント展 / 平町公 uboat moving / 25,June.2008 […]
目の前の
文京区シビックホールは威圧的で、且つ高度恐怖を感じる者としては、9Fという高さの窓から垂直に真下を眺めると腰が引けるのを除けば、ユーボートオフィスの新居(制作別室)は、数ヶ月首を傾げたまま移転先を経巡った曲折の結果幸運が舞い降りたと云っていい。南側の窓から後楽園のジェットコースターが見え、気の知れない人間を乗せたコースターの動きに、まさか乗ってみようかなどとオソロシイ感情移入せずに、卓上のスペース […]