Radical & Others
そもそもフランスなどヨーロッパ大陸には、ナポレオン以来アフリカ等を搾取植民地化してきた文脈で、わけのわからない他者と向き合う歴史が長くり、陸続きの国境を線で区切っている(なんとも凄まじい)し、多様な異国籍の人間の就労を当たり前に認めるなど、Othersという、絶対的他者と無関係に向き合う中で、思想が育まれたわけだ。一方、一部のRadicalistを除いて、この国には、Othersという概念が大衆倫 […]
Imperfection
「フラワーチルドレンからバブルまでの流れは、誤解を恐れずに云えば、醜さからの逃走、不十分であることの闘争であり、それ以降は、虚飾の解体と再構成という具合に簡単に考えると、現在は、不完全さをいかに構築するかにあるように思える。キザという言葉が死語になり、良い面を曝すことよりも、欠けていることを曝け出すことのほうが、全てにおいて求められているし、合理的と考えられている。不完全であるとは自明なことであり […]
泡盛
沖縄の識名酒造の「時雨」は、昨日の夕方キチンドランクで終わった。三日はもった。久米仙酒造の「久米仙」は、「時雨」より上品。こちらの嗜好を知り尽くしている妹が仕事で上京の折手土産にくれた。ありがとう。またお願い。gentaのblogに誘われて、鬼束を聴きながら、酔っぱらいながら夜中の仕事をしている。カテゴリーに、アルコールをいれなきゃとかてんでデタラメな感じ。久米仙は古酒で、実によい。泡盛に傾倒しは […]
共に読了そして・・・
仕事の合間にゆっくりと捲った「グランドミステリー」を読み終ると、中間試験の終わった長女が安部公房の「砂の女」を読み終えたと言って、「グランドミステリー」を部屋に持っていった。奥泉光の「石の来歴」を書棚に探して、再読してみようと思ったのは、作家の妙な粘りが、巷のエンタテイメントからずれている作家といつだったか勝手に位置づけたことがあり、また加えて今回の物語の、所謂ストーリーの設定の、作家の創作初期の […]
Vertical Limit
デジカメに娘たちが遊んだものが入っていた。Vertical Limitを真似たようだ。貰ったバースデーベアの足の裏には、それぞれ誕生日が印刷されている。両手には小さなマグネットが仕込まれているので思い付いたのだろう。全部で74枚のショットがつづき、どうやらアニメーションを気取ったらしい。子どもたちがデジカメを遊ぶのはよいとして、デジカメ自体に付き合うほど、デジタルというものが嫌になる。80年代にビ […]
トラックバックについて
[トラックバックの仕方] 1. 閲覧中の記事のトラックバックをクリックして現れるポップアップWのアドレスをコピーする。 2. 自身の関連エントリー記事のトラックバック先のURLにペースト。エントリー記事の保存。 3. 閲覧していた記事のトラックバックにこちらの関連記事が追加されている。 *自身のエントリーの編集時に、トラックバックを受け入れるにチェックをしておかないと、トラックバックされない。 * […]