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Witness protection(1999)は、TV仕立てのためか、映像的には何もなかったが、ドラマとしては、現実的な展開。Slam/Marc Levin監督のドキュメンタリー風な作風と極端な俳優依存の併置には若干の抵抗があったが、映像を支える環境などの演出はよい。そろそろ映画映像のチェックから少し離れ、読書へ。初秋は言語と静止画像に絞るほうがよさそう。暑さのせいか音がカラダに入ってこない。 […]
名前の無いギャラリー
月島のユーボートにお邪魔し、お昼に佃島のお店でおいしい杏仁豆腐のデザートの中華に舌鼓をうち、佃煮の老舗の丸久の土産までいただいて、古と現在が混じりあう街並を散歩した。ユーボートのすぐ近くにある旭倉庫にあるギャラリーを訪れて驚く。そこにはおよそこの国のものとは思えない高さ4メートル以上の展示空間が広がり、ストイックでミニマルな桑山忠明展が、強力な磁力を放って寡黙に行われていた。TAMADA PROJ […]
GREENDALE
1970年代の放課後、天井の高い美術室で、絵なんて描かずに、皆が競ってギターのコピーをしていたNeil Youngの、Greendaleという新譜がでた。ファンであるJim Jarmuschの「Year Of The Horse」撮影が、(「Dead Man」の音楽をニール・ヤングが担当している。)彼に影響したのだろうと簡単に考えた。サイトをみると、このアルバムは物語に沿って構想され、登場人物の街 […]
Under world 1992-2002
Ikedaは、これまでが含まれたベストだから買いしぶっていたが、こちらはこれまでを知らないので購入。DVDのプロモはよいが、DVDのエジェクトが詰まった。 日本は大切なマーケットですからと云うIkedaの説明に、曲の構築の仕方が緻密且つ工芸的で、この国の人間の好みかもしれないと思う。 TOMATO制作のプロモはちと古いが、時代に対して実直な直感を真っすぐに行っている。TOMATO自体のこの頃の制作 […]
シャガー
次女はるなが、担任の先生から頂いてきた「シャガー」に、Ikedaは首を傾げていた。モンゴルの子どもたちのおもちゃ。サイコロのようにゴロリと放り投げる遊び方には幾つか種類があるという。羊の骨(背骨だろうと最初は思った)をそのまま遊び道具にする生活にココロがしびれた。調べると、羊の後ろ足の踝とわかった。 娘たちは歯が抜けると、必ず手のひらに乗せ私に持ってくるので、こちらが幼少の頃教えられた、外に放り投 […]