icc.jpgOmori,IkedaとiccのiccのFuture Cinemaを観る。観客の顔をカメラでトレースして、CGの顔が物まねをディレイする、MaxDean and Kristan Horton “BE ME”に笑う。個人的には、Christopher Halesの”One-Person Touchscreen Chinema Showing 14 Interractive Movies 1995-2002″のオブジェクトが気にいる。Ikedaと音響のシステムを参考にしようと探りをいれたが、各作品は、映像主体で、音響的な部分は抑制されている感があった。Shelley ESHKAR and Paul KAISERの”Pedestrian 2002″は、環境と肉体に映像が顕著に作用するので、非常に面白い。Jean-Louis BOISSIER “Le Petit manuel interractif 2001″の、机上でのセンサーに反応するインタラクションのインターフェイスは、参考になった。Peter CORNWELL“MetaPlex”のデータベースに若いシマノ君が顕われて、80年代の幾つかのビデオパフォーマンスなど憶い起こす。cube_G4を使った、Caspar STRACKE“z2[zuse strip]2002″は、オブジェはおそらくギミックだろうとIkedaと話したが、USBで接続されたデバイスが気になった。いずれにしても、プロジェクター出力の環境と、スクリーンのレヴェルの考察が今後必要。そのまま月島の旭倉庫に出向いたが、1月末で展覧会は終わっていた。Omori君は帰り、Ikedaと秋葉原を歩き回る。iccは、29日まで開催されているので、娘らを連れてもう一度行ってみたい。