Red Dragon
長女の期末試験準備にかり出されながら、Red Dragon(2002) / Brett Ratnerを観る。前日にAnthony Hopkinsのハーモニーベイの夜明けを観たせいか、FBI捜査官のEdward Nortonの表情が印象に残る。カメラワークも渋い。The Silence of the Lambs (1991)よりも良い。公式サイトも面白い。犯罪ギミックは物足りなかった。一緒に借りたロ […]
晩春
今夜午後8時からBS2で小津安ニ郎「晩春」が放送される。1949年の白黒作品というところに注目。物語よりも、画面構成、光、白黒のバランス、キャメラのレンズなど必見。1949年って終戦の年に生まれた子どもがまだ幼稚園って頃だ。笠智衆が若い。
花とアリス_完結編
後ろの卓袱台で長女が、花とアリス完結編を観ている。すっかり忘れてた。あっさりと「ああ終わった」と娘がつぶやいた。落語という部活の設定が実に気持ちがいい。尻をだす先輩の「〜つて」には笑った。長女は三部作全てのDVDがほしいと言い出したので、午後にでも探しに行くことになる。セリフのほとんどない寡黙なボーイフレンドも気にいったようだ。家族はまだ長野に残して、東京に越してきたばかりに、伯母に借りた落語のC […]
ファーゴと鏡
眠れなくなっていたので、熟睡を呼び込むために、ファーゴと鏡を観る。このふたつを選ぶのに随分時間がかかった。選択の力が萎えていること自体、覚醒と眠りの中間に漂っていることを意味していると思った。どちらも一度再生を停止させてしまっていた。観ることへ魂を注ぐ事ができない。肉体の疲労は無いが、魂が疲弊しているということだ。 こうも同じ作品を違った感触で取り込むことができるのは、つまり作品の力だが、ファーゴ […]