消滅技法口実

理由をあれこれ考えたがこれといった原因が判らない。飼いはじめてまだ三ヶ月のパーと名付けたメキシコサラマンダーがふいに死んだ。

使い古された一室でのインスタレーションは、予め準備したものではなかったが、制作文脈の線上に既に実現を用意してあったものだったし、十数年過去に繰り返していたことを再び行ったという感触もあり、当時と比較して考えることを時間の経過なりに整理し、現在の手持ちと合わせることは殊の外面白い。