鉢の植え替えをした翌日の店さきでどっと一気に並んだ枝木鉢に近づいて座り込んだ。すっかり季節はかわったか。
距離が離れれば離れるほど時空を斜めに切断する効果で対象から遠ざかれば過去へ近づけば未来への振幅を持つアインシュタインの空間を思いつつ軀とは異なるレンズの距離の個人的な親和性を考えて、2年ほど良い感触で使ってきたULTRON 40mm F2 Asphericalを倣ってRFでも1.4/40をと決める。
なるほどプログレスを突き詰めた手磨きのレンズの究極を恥を捨ててプロダクトお任せで使うことも悪くはないしそれ以外の選択肢はあまりない。現像で屡々レンズの距離感から世界を選んでいるような感覚があり、このところシャッターを押す反復は廉価なものであってもこの距離が成熟すべしと捉えることとした。
人の視覚にもっとも近いとされる50mmはわたしにとってはやや近接感が強い。理由はわからないが多分レンズ使用の相対で得た感覚的なものだろう。35mmではやや厭世の離脱感となるようだ。
SM58-LCE / SHURE
ニッケル水素充電器セット(リフレッシュ機能付き急速充電タイプ) 単3形(1000mAh)4本付
Viewfinder magnifier 1.4 times / leica / Magnification : 0.68 → 0.952 *
king Etshaim strap (117cm) / Rigel-10LN M7660BK 79504
*R-D1xGは完全等倍のファインダーだったので、L_M 50mm以上使用の場合 x1.4でほぼ等倍になるのは体感的に大きい。