L1002645

隣に住んでいた少年が小さな私にゴム駆動で動く木の船をこしらえてくれて浅川で一緒に水面に浮かべたことを憶えている。ゴム駆動で回る小さな板が素晴らしい力に眺められた。

駆動の板がスクリューとなった模型も売り出され両親から誕生日に貰ったものを同じ流れに投入したけれども記憶は薄いようだ。
タルコフスキーのストーカーが見えない道を探るべく放り投げるナットに結ばれた切り布が最近たびたび浮かび、オマージュを形にしたいと思う気持ちに任せて鞭を調べると4mほどの音速を超える撓りがなかなか魅惑的に感じ、ナットを何か別のものとして切り布をできるだけ長くしてから放り投げようと決める。

接近の証が直接介入である必要もない。支持パーツに不満があり放下構造の修正スケッチを重ねる。径の異なるチューブを二種類注文。