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よろしくなり身も心も活動的になるのはいつだろうか。多湿に悩まされるこちらは天気図の低気圧を疎ましく眺め、額の弓眉をさらに大きく弧を描かせ遠くカラッと高い秋の空を想った。
週末にオフィスに籠ってスケジュールと業務を擦り合わせ、やるべきことはやっておこうと椅子に身体を縛り付けていると、小遣いの無心に長女が来て、ターメリックで器具が染まるかなにかで歯の矯正治療前日しかカレーライスは食べられないとぬかしながら、朝からこしらえていたカレーライスをペロリと食べ、遊びに出かけた。翌日の休日の昼過ぎに、今度は次女が訪れ、同じくカレーライスをペロリと食べ、姉のピアスに気づいたかと聞かれ、全く気づかなかったと返事をしながら、次女の指先の伸びた爪を、お前伸ばしているなと、姉の様子をつぶさに観察して背伸びしている中学生に、それじゃあまるで、髭を伸ばした子供と同じだと、全くセンスのない比喩で諭すが効果はなかったようだ。
敬老の日に9歳のプロのドラマーとのコラボの演奏会を行うという次女から、曲はシング・シング・シングなんだよと携帯のダウンロードを聴かされて、本当はボーンのソロがあるライニキーのセドナがいいんだけどとこれも続けて聴かされる。携帯がぼろぼろなので機種変更を約束。友人の誕生日プレゼントをララポートで買いたいというので付き合い、こちらは紀伊國屋書店で書籍等を漁る。帰りにやはり予報通り雨に降られる。
はるぼう爪は切ったほうがよいよ。

books
色と空のあわいで / 古井由吉、松浦寿輝、講談社
記憶に残っていること / 堀江敏幸選
すべての終わりの始まり / Carol Emshwiller(1921~)
家族の終わりに / Richard Yates(1926~1992)
滅びゆく国家 / 立花隆
見知らぬ場所 / Jhumpa Lahiri(1967~)
土星の環 / W・G・Sebald(1944~2001) ゼーバルトコレクション
cinema
The Castle of Terror(1964) / Antonio Margheriti(1930~2002)
Robert Bresson(1901~1999) / DVD-BOX1(ジャンヌ・ダルク裁判、湖のランスロ、たぶん悪魔が), DVD-BOX2(スリ、バルタザールどこへ行く、少女ムシェット)
Guru Dutt(1925~1964) / グル・ダット傑作選DVD-BOX(55年夫妻、渇き、紙の花)
game
Mother3 / Gmaeboy-Advance SP
MHP2G / PSP


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早朝5時前の天気予報で快晴と知り、TTTから晴海へ橋を渡り、豊洲のララポートの運河沿いを歩き、無性に喰いたくなって駅前の吉野屋に入り牛丼並を注文。再びゆりかもめの下を晴海大橋迄歩き渡って戻る。
橋長は580メートル、最長地点での海面までの高さは24.2m。橋の下を晴海運河が流れる晴美大橋を、自転車で通勤する人間が多い。ランニングする女性の健やかさを暫く目を細めて眺めていた。