猛烈に冷房を効かせている大久保通りのMos・Cバーガーで、次女と少し遅いランチをとって、ピアノのレッスンに次女を送り出し、夕方までデスク周りを片付ける。暗くなってから友人の誕生日とかで、カラオケに行っていた長女が戻り、次女が少々上達した「兵士の行進」を聴かせてくれていると、妻より外で夕食をしたいと電話で申し出があり、皆でラムラで待ち合わせる。新しくオープンしたタイ料理の店に決めて、トム・ヤン・クン、海老チャーハン、生春巻き、太麺などを注文。久しぶりにレモングラスなどのスパイシーで、複雑な味を堪能する。家族の休みの計画の擦り合わせなどして、食後二手に別れ、こちらは次女と書店へ向かい、彼女に星新一の「N氏の遊園地」、こちらは、「熊の敷石・砂売りが通る・城跡にて」で、すっかり作家の術に魅了された、堀江敏幸「河岸忘日抄」を購入し、途中ガリガリ君を買って、猛暑の神楽坂を汗を吹き出しながら帰宅。それにしてもすさまじい暑さ。冷水のシャワーを浴びた後、夜は仕事を一切せずに休養と称した読書をして、そのままソファーで眠ってしまう。
6時間は眠ったか、10時に起きる。読書の残りをしていると、Ushiyamaより電話あり、新作の写真ができたとのこと。11日まで休みが取れたらしいので、日曜日の夕方会うことにする。次女と昼にうどんを食べにでかけ、シャーク・テイル、コントロール、クライシス・オブ・アメリカのDVDを借りる。このところ連日仕事に追われていたので、この週末はきっちり堕落することに決める。
休日の夕方、Ushiyamaと一番やで待ち合わせて呑む。下北沢で買ってきたというPINOT CHARDONNAY VINO SPUMANTE BRUT(発砲白ワイン)とオイル漬けチーズが旨そうだったので、潰れたソファーで寄り添ってTVを観ている家族のいる自宅へ一緒に戻り、呑み上げる。
Ushiyamaより、渋谷征司(写真家) / 菊池成礼(Sax player) / Hotel (Movie) / 辻さおり(CF)など薦められる。9月には横浜で菊池成礼のコンサートを観る予定で、それが今から楽しみというUshiyamaは、11日までの4日間の休みをどうやって過ごしてよいかわからないと愚痴るので笑う。携帯で撮ったアウトフォーカスのMovieが面白い。DV_Cameraを手にいれたいとのこと。動く映像を扱うことで、一番やで見せてもらったカラー自家プリントの、例のシリーズなど、変化することを期待しているらしいが、こちらとしては、このシリーズはこのまま持続させるだけで十分。だが、プレゼンテーションの仕方ひとつで、妙にコンセプチュアルなものに見える可能性があるので、そのへんは戦略が必要。写真画像に特化した、naokiushiyama.comの構築を約束する。
スタジオに入る様々な写真家の、手法等聴く。ネット環境がなくなって久しいushiyamaに、23channnelの写真家リンクなど、ブラウジングさせる。