1/1 2005
午前9時すぎに昨夜のファックスの返答の電話あり。担当の者が来宅してくれるとのこと。そのまま再び眠る。昼すぎに起床。何か試験を受ける準備の夢を見ていた。学生の頃か。娘とウドンを拵えて昼を軽く済まし、父親は既に大雪の中車で病院に行っていたので、次女と二人で歩いて電鉄の駅まで歩き、付属小学校前で下車。途中、吉田神社で手を合わせる。雪のせいもあり、隣接していたと勘違いした病院は駅より20分ほどかかる。途中、靴の中に雪が入ってしまった娘を背負ってしばらく歩く。
病室では、妹からの電話で待っていてくれた父親と母親が、快適な空調の中、寛いでいたが、人工肛門の取り扱いが随分面倒で、ふたりとも愚痴をこぼしたが、孫の見舞いはやはり嬉しそうだった。看護士の方に、母親の不便を伝えると、善処してくれるとのこと。安心して3人で戻ることにする。次女が携帯で東京の長女と新年の挨拶を交わして、御節料理を食べている長女に嫉妬して、私もというので、帰りのひどい雪道を遠回りして、田作りやら伊達巻きなど購入。帰宅後、御重に次女が料理を盛る。
夕食は、父親はシャケ。こちらはブリを焼き、オデンと、御節料理で済ませる。酒は軽く熱燗を1本を二人で余らせた。デザートは熟したメロン。
風呂の後、布団の中で次女は、リュックに入れてきたダレン・シャン最終巻を深夜まで読み続けるので、無理矢理寝かし付ける。
固有名ということを背負った人間の記録創作を「琥珀」と命名し、フィルムからコンバートするデータベースをデジタルで構築して、つまり、故人に戒名を与えるような仕草も許して、人間の存在の時間を凍結させようとイメージした計画の推進手法の構築をwebにて、まずは展開させることを決める。これが家族から始まることは、自然な導入ではあるが、こちらの姿勢が上ずったものになると、計画の指向性が異様な方向に肥大する怖れがある。と、そこで、年末に依頼があった、Visual Echoのプロジェクトを、1つ(Gentaの映画)にしぼることにして、プロジェクト実行時にライブによる計画の重ね刷りを行うことを考えた。
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昼過ぎから、母親から頼まれていたキッチンのリニューアルを行う。汚れた壁紙を剥がし、新しいものに張り替える。換気扇周りなので手間どる。Mamiya 7をぶらさげて歩きながら撮影。
次女を北島家に預け、夕方Genta宅にて新年会。Masaomi Maruyama 夫妻、Ikeda, Rui Takenaka, Hiroyuki Takenouchi,深夜に電話し、Rui運転にて、牟礼までJunichi Hiroseを迎えに出向き、合流。父親の古酒「主(ヌーシ)」を呑む。朝方6時に帰宅。風呂を浴びて眠る。
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雪が凍りついた凸凹の道に足を滑らせながら、買い物にでる。メボシい作品が見当たらなかったので、何も借りずに、食料品のスーパーにて、食材を購入。預けていた次女を引き取る。夕食は父親がつくる。
「歴史と反復」つづきを読む。
夜9時すぎにコンビニに次女とアイスクリームを買いに出かける。娘に促されて星座を眺める。
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母親の見舞いにDVを持ち込むと、撮るなといやがられる。元気そうだが、食事制限のせいで、体重が10kgほど落ちたらしい。まだ本格的な食事はできないことが可哀相。人工肛門を腹にのせて春まで療養し、再度縫合手術となる。本来ならば退院している。何かと世話は妹がかかりきりなので、彼女は疲弊して風邪をひく。父親にも疲労が伺える。けれど、なんとか今年は乗りきって皆に幸あれ。
An American Rhapsody, Yamakasi, Killing Shadows