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日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で / 水村美苗(1951~)
クレオール主義 / 今福龍太(1955~)
群島-世界論 / 今福龍太
どこから行っても遠い町 / 川上弘美(1958~)
地図男 / 真藤順丈(1977~)

このところ最低気温がマイナスの朝が続き長野は酷く寒かったがそれにも慣れた。東京はどうだろうと天気予報をみると、日中は10°cもある。毎度というわけではなかったが、糖分摂取過多や塩分摂取過多を戒めて偉そうにキチンに立ち、両親の珍しいものを眺める顔の前に食事を出すこともあった。喧しい息子も東京へ戻るので年寄りの倹しい食事にようやく戻れると口にした母親が持っていけという林檎と蜜柑をどっさり手持ちのキャリングケースに詰め込んだので、宅急便で搬送する荷が計5ケ口に膨れた。午前中の部活が終わったら遊びに行くからと次女から前夜に連絡を受けていたので、昼前にはオフィスに着く新幹線に乗ると、休日の朝のせいか移動の人は多くなかった。フリスクを噛みパフュームのGMANEを聴きながら真藤順丈(シンドウジュンジョウ)という名前の響きが印象的な若い作家の本を捲り、大宮を過ぎたあたりで読了する。寓話をネスティングする軸に地図男というキャラを設定し云々、という絶賛する程のものではないけれど、この作家の他を読んでみてもよいかという気持ちになったのは、中田ヤスタカの楽曲のその世代感が手伝ったようだ。断片に対するキッチュな描写には正当性はあり悪くはないが、「ムサシ」に関しては突っ込みが甘い。第3回ダ・ヴィンチ文学賞大賞受賞作。ちなみに第4回は1/10公募締め切ったようで、
ー事前に読者より公募した「読者100名審査員」による選考を行います。その結果を踏まえ、ダ・ヴィンチ編集部と「ダ・ヴィンチ文学賞映像化検討委員会」で最終選考を行い、大賞を選定いたします。ー
とあり、昨今の書籍離れからか、企画側が売れるものを選ぶビジネスモデルの賞のようだ。
ただし、この若い作家は、「庵堂三兄弟の聖職」 / ホラー小説大賞、「RANK」/ ポプラ社小説大賞特別賞と、2008年に続けて受賞しているので気にはなる。2008年は、月に一本創作という荒行を敢行したとのこと。漫画流行の巷を言葉で切断してほしいわ。がんばれよん。


オフィスのフレッツ光開通工事を行い、さて快適かと思ったら夜11時に突然、通信機器が回線を停止。どういうことか?あれこれ調べるがよくわからない。同じ環境のgentaに聞くと、
ー共有回線だと、どこかの部屋のだれかが、重い何かを落としてるんではないでしょうかねぇ。plalaは増強もしてないみたいなのでその為かも。ー
マンション型共有回線という脆弱な形態が、ADSLより不安定だとこちらはたまらない。苦情のひとつふたつ言ってやろう。

加えて、これでHD動画のダウンロードもすんなりといくわとほくそ笑んでいたら、G5のスペック自体が再生に無理があることが判明。とほほ。ラップトップは問題なし。
生産中止となったXBOX360 HD-DVDを荷から解き、新しいインターフェイスのアーケイドに繋ぐと、HD DVD再生インターフェインスが現れない。折角稀少HD DVDもあるというのに。とほほ。一応HD DVDインストールディスクのアップデート版送付を依頼。ほんとに繋がるのかしら?

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