l1011253 モリヤ企画Nagano Art File「10×10」の為に、今年初頭のSelf Standing Sentences以降継続していたナガノオルタナティブ展開予定「反矩形」を圧縮させた「空構」を、20ばかり仕上げて、夏の平面を引き受ける準備をするが、「ミケランジェロの井戸」の展示が終わり次第、長々と加筆することにしているので、併行することになる。



dscf1231-2 10センチ立法という制限で組み立てる「空構」は、丁度一年前の「景色の引金」の反復的思考となった。但し未完完了とし、完成を観客に委ねる仕様を与えようかなと。
 立体的な構造物と平面の併置景の裏側で注視を促すかに響いていた音響の空間構築を来月に控え、映像の展開を抑制した環境を整えるような音像をと、ライブラリーを捲り、不足の採録を計画。


dscf1248 1/100スケールが少々フィットしないので、「空構」に関しては、1/220に変更する。このサイズ変更は10センチ立法にはフィットするが、近視眼的な近寄りを余儀なくさせるサイズなので、構造体自体の乱暴なディティールが相対的に同時に引き寄せられるというリスクがある。スケールモデルの設置を観客に任せるという「付録」的扱いも、縮小サイズでは煩雑な行為となるので、設置を済ませる必要がある。