1.5/50 L_M
平面に向った当初はやはりしれっとした余白をそのままに放置し、随分長い時間それを眺めていた。木炭粉に対して白いチョーク、あるいは石灰などを浮かべた途端、安易に事後的に余白とするのではなく、余白を開墾せねばならないとふいに気づく。思えば長い道程だった。