小野寺修二新作公演 『ある女の家』
三軒茶屋のシアタートラムで、小野寺氏の新作を娘等を連れて観る。会場で妹とリトミック指導の石田先生、しなのキャンパスの田中先生、事務局の中野さんと会い、講演後、楽屋にお邪魔した。
「空白に落ちた男」では、バレエダンサーの首藤氏を、今回は俳優の浅野和之氏、河内大和氏らの起用で、素晴らしくカッコいい舞台を観ることができた。
マイムから、ダンスというエッセンスを解体再構築し、断片に物語性を付加しつつ、映画のようなシーンを彷彿させながら、個体の固有な振動、現れの可能性を見せてくれた。
小野寺氏のメソッドは、増々その成熟のコンテクストをベーシックな下地の響きとして踏まえ、キャスティングで得る新しさと、個体へのリスペクトが配慮されており、大人の文化のプライドが滲む。
娘等は楽屋にいた、超人的な変異を見せてくれた浅野氏(教頭先生)と握手ができて感激していた。
公演が短くて残念。次回は来年3月の青山円形劇場公演。頑張ってください。次も行きます。
プロバビリティ・ムーン(2000) / Nancy Kress(1948~)
プロパビリティー・サン(2001)
プロバビリティ・スペース(2002)
Vimeo / Dances the Pupa on Vimeo by Genta
undergarden.com X’mas version
L’Ange(1982) / Patrick Bokanowski(1943~)