gentaと一緒にビジュアルナガノの小林君と会い、現状完全撤去と新規設営詳細の打ち合わせ後、さまざまな角度からプロダクトプランを見直すと、展示会場に走り込んで来た幼い子供が、スクリーンガラスの縁に顔面を打ちつけて重傷となる映像が脳裏に浮かび、これが拭えずに、プロダクトの安全面の保守・管理を含めたプランニングの再構築を迫られ、ぐずぐずと時間ばかりすぎる。
追加ディラッドスクリーンおよびガラスの発注を済ませ、後はさっさと、こちらには多く点在する鉄工所にフレーム発注をするだけとなって、さてどうしようと作業が停止してしまったのだった。
以前、野外彫刻展に参加した時も、公園という広場であったから、作品を勝手に移動され、弄ばれた経験があり、想定を超えた一般の人々の行動を、想像力で捉えた上で制作しないと、唐突な出来事に対処できなくなり、責任がとれなくなる。
メールで舞い込む、通常業務を出張先の貧しい作業環境で、4月準備と平行して行いながら、構想の実現への一歩前で地団駄を踏む心地が晴れないので眠れない。
とにかく、朝迄には、解決策を捻りださないと、スケジュール的に間に合わない。
さてと。