疲労もあった。余計な時間がなくて放置したままだったLogitec.250HDを箱から出してようやく繋げ、悲鳴をあげ始めているデバイス環境のデータ整理をはじめるとこれがとんでもない時間を費やすことになった。アーカイブデータと、絶えず生かしているデータを選別して、100GB単位で移動したいのだから仕方ない。データが消滅すれば、全てがオシャカというのはコワすぎる。可能性はあるのだから、落ちたらお陀仏の谷で綱渡りしているようなものだ。と脆弱に頷いた弱音も出た。どうでもよいものは消去してというつもりではじめたが、「どうでもよい」という個人的な定義が、気分で左右されるのでむつかしい。八岐大蛇さながらデータの首を外に付け加えて、生きながらえているわけだ。
使い勝手がとてもよろしいので、最近はメインで使用しているSunriseBrowserに影響され、こちらの構築予定のデータインタフェイスをあれこれ試すと、これにも、様々な障壁があり頭を抱える。抱えながら髪を剃る。問題を棚上げして、後でねと振り返ると、別が首を擡げて待ち構えている。もう少しで海面なのに、腰にさげたサザエや牡蠣が重くて、なかなか浮上できない。酸素も無くなりつつある。
プロダクトプランが決定したので、現地にて設計図を提示して、発注制作しなければいけないが、これも、想定される問題があり、実際に立ち会わないと駄目だろう。水平面という問題は、簡単そうで、いざとなるとどうしようもないネックとなる。想像力を最大限働かせているつもりがMaxの時程、大きな落とし穴に気付かないものだ。責任を背負ってやるべきことをするだけ。とこれが楽ではない。
まあ、カラダが動く迄、こうして生きる事を選んだのだから、せいぜい足掻いてみましょう。
というわけで、今週から現地にてwater desk制作はじめる為、出張繰り返します。関係各位よろしく。