空間を相応に仕上げる責任のある者として、こちら側の作品ソースプログラムはなんとか乗り切れると睨んだが、設備環境をタイトに絞った筈の構造下の、所謂スクリーン問題で壁にぶつかる。これは、おそらく様々な局面で平行して試行されている問題であるのだが、イメージを直接オブジェクトに変換する手法を選ぶと、シンプルな構造が反転して大袈裟になってしまうことが判明。
プロダクト系に強いTakenouchiが、いろいろと業者をあたってくれて、それぞれ見積もりを見ると、したたかに膨れる。
業務用というよりプロジェクションの構造上必要なサーフェイスが、他素材の代用では、劣化が目立つことになってしまい、支えるフレームプロダクトも、重量的に危険な意味合いが生まれ、これも予算オーバーとなる。それでもよしと強行すると、然し、なんとも変哲の無い視聴覚ルームとなり、最初に構想した空間自体が歪む。
一日考え込んで、現状でのこちらの準備できるディラッド透過スクリーンの、water deskプランに一旦戻り、プロジェクターx3へのスライドか、あるいはディラッドスクリーンをx1追加して、計x4でwater desk=大型スクリーンx1とした、プロジェクターx1システムへ変換できないか検討を始める。
ドメイン、サーバー取得。開発移行。