午前3時過ぎ迄、長野のスタッフとこちらの自宅にて遊び、翌日正午過ぎにJin企画の会場の設備などを調べる為、車を走らせ、睡眠不足の皆と待ち合わせる。高速道路のパーキングエリアに隣接された、疲弊した感の漂う施設の、外観と展示インフォメーションから眺めると、美術館のコンセプトが不明瞭。館長にお会いし件のシアター室に案内され、放置された10年前の設備(オリンピックバブルの形骸)の、あまりに稚拙で乱暴なシステムに、予想はしていたが、がっかりする。
独りの切り絵作家の個人プロジェクト仕様の部屋となっており、8器のプロジェクターはすべてスライドドラムプロジェクターで、大げさな照明とリンクするプログラムで10分程のスライドショーがその展示室の8つのスクリーンに投影され、途中、オリジナルのミラーボールが動き始めて、顎が外れそうになる。
「文化」という名のつくお役所仕事というコトの、凄まじいいい加減さに腹立たしくなる。
PCも10年前のものであり、音響用のスピーカー、アンプは継続して利用できそうだが、薄汚れたスクリーンも加え、すべて撤去し、空にしてから、再構築しないとどうにもならないという結論に達する。箱として利用できる側としては、臨機応変に対応すべきではあるが、現状をそのまま引き受けるメリットはこれっぽっちもない。むしろマイナス。
生まれくる次世代へ遺すべき未来展望によって、プランが都度前向きに検討され、それなりの予算が計上されることを祈るしかない。
2/14に企画者会議が行われるので、出席を頼まれたので、それまで長野滞在と決める。
takenouchiのお願いで、MHPをローカル通信で狩猟する中、MHPを卒業したIkeda,gentaが、移植の際、改良が行われて随分楽になった、「オトナ」のCarnage Heart Portableをはじめたので、「オトナ」入りしたいGarioと一緒に購入。なんとかプロローグを抜けるが、Ikedaに薦められたエキストラ1でストップ。ルーチンをあれこれパズルのように組むだけのゲームなので、惚け防止によい。いずれ、ilink-net対戦予定。でも、このプログラムが結構大変。子供たちにコンピュータとは何かを教えるにはよい見本ではある。
妹家族が合流し、豚ブロックを煮込んでもてなす。眼科医師の秀ちゃんは翌日がオペなのでと、ビールのみ。また旨い酒呑みましょう。姪っ子たちはずっと携帯。
明日提出する為に終日、最低ラインである、スクリーンx1(特注)、プロジェクターx1、PCx1の、切り詰めたシステムプランニング。オンラインは必須。センサー設置は、5月以降のプロジェクトに移行しなければ、予算的には無理だろう。