次女と一緒に両国にて下車し、江戸東京博物館で開催されている荒木経惟「東京人生」を観る。¥1500の「東京人生」オフィシャル写真集がお得な感じだったので購入。アラキネマの、淡々と荒木が撮影し歩き、歩き撮影しまくる様子を眺め続ける。67に望遠をつけたショットシーンが印象的。日本のアッジェなり。観光客とは別の趣の荒木目当ての客も多かった。こちらは人物よりも景色に魅入る。
そのまま勝ちどきまで地下鉄に乗り、オフィスで荷をまとめて、眼精と脚の疲労があったこともあり、ランニングコースのほっとプラザ晴海の温浴にでかける。週末(土曜)だから、混み合っていたら嫌だと思ったが、なんともガラ〜ンとしていたのだった。穴場かもしれぬ。プールというより、水着着用の温水浴場で、打たれ湯や各種のジャグジー、ジェット流の泳ぐことができる小さなプールもあって展望も良く、午後の夕暮れ近い夕焼けを眺めながらポカンと疲労を流し落とした。次女は大喜び。こうした場所では決まって満員で待つ事も無いと、これまで一度も座ったことのない電動マッサージ椅子がふたつとも空いていたので、初めて座りカラダを任せると弛緩して涎が流れた。徒歩で来れるこの場所を大いに気に入る。プールに隣接しているジムを眺め、今度はこちらに厄介になるかなどと。
キックボードであさしお小橋を颯爽と走る娘の後ろからのんびり歩き戻ると陽も落ちていたので、タクシーでトリトンまで夕食に出かけ、娘の希望で、炭火焼き肉トラジにて夕食を摂る。こちらは久しぶりの肉だった。熱燗が胃に染み渡る。
次女を自宅迄送り届けてから、オフィスに戻り、仕事に取りかかろうとすると、気力がガクンと萎えてそのまま眠り込む。
翌日休日の昼間、仙台の全日本大学女子駅伝対校選手権大会を散漫に観ながら、カウチに寝そべったまま、気力回復を天任せとする。午後、TVで安藤美姫の優勝が伝えられ、ほう〜よく頑張ったねなどと呟き、逞しいアスリートの女性たちを見習って、仕事を再開。
深夜、メッセにてゲンタが疲労で倒れたとのこと。お互い休める時に休もうと労う。ということで、アタシも休みます。