仕事の合間に時間がぽかりとできたので、騒がしい事件や出来事の中慌てたように散漫に捲り広げて伏せたままの岩波新書「世界共和国へ-資本=ネーション=国家を超えて」柄谷行人(4/1,2006)をソファで読む。
通勤の往復もポケットから地下鉄で取り出し続きを読む。
超越論的な俯瞰の認識を促す柄谷の岩波新書は、文体をかなり柔らかくしているので、これまでのもの(飛躍の文体)と比べて戸惑いがあったが、この柔らかさは、むしろ著者の最近の確信に基づいているのだろう。
久しぶりに近所の中華料理店「安」(あまりに近くなので見過ごしていたが、思いがけない程この店は料理が旨い)にて昼を摂り、ロードレーサーのチューブラーも届いたので履き替えようかと思ったが、今のものが潰れるまで待とうと、新しい仕事に取りかかる。
由良環「都市進化論」のDMが郵送物の隙間からこぼれ落ち、みると既に終了していた。いずれにしても展覧会場がパリなので、行けるわけないのだが。来年1月のコダックフォトサロンには顔を出そう。一緒に落ちた、高柳恵理個展は6/24迄なので、行けそう。DMありがとう。広報などのお手伝いをした木村仁氏(信大教授)主催の「松代現代美術フェスティバル」も来月開催。平町君の情報など加えて、展覧会情報をアップさせないといけない。
メモとして>>
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