部屋の枝から落ちた葉をシンクの窓辺に並べて時折手にとっては儚いけれども素晴らしい情報量だなとしげしげ眺めていた。年が明けた時刻に娘たちの声を聞いてから葉を立てようと細工をしてそのまま静かに眠り早朝目覚めてからアラジンの上に置き並べる。外は春の毛玉舞うような雪が小さく舞っているが光が明るい。

大晦日に安売りのゆずと小さな南天の鉢を買い母親と蕎麦を茹でて早めの夕食を摂り早々に山に戻り土を弄り蝋梅の枝花を剣山に活け直してから、新しい手帳を早速使う。普段はほとんど万年筆だが一行をきれいに消すことができるなかなかよろしいプロダクトミリケシを使いたいから芯ホルダータイプの三菱鉛筆ユニホルダーと替芯を手帳と一緒に購入。4Bあたりが欲しかったが店にはなかったので4Bセットを注文。