パラノイヤの納得で修復を行うと修復は改変あるいは刷新に変異してしまうこれはよろしくないなと実感。つまり破綻の理由が遺ったままみえる状態に修復すべきということなり。

この時節部屋の整理に併置平行がとても精神的に健やかに進んだ吉本隆明関連の時報を連ねる。
再読を促されるもの多し。

現代思想2012年7月臨時増刊号 総特集=吉本隆明の思想
中央公論特別編集 吉本隆明の世界
夏目漱石を読む / 吉本隆明

風呂ではピノッキオの隙間に、

写真の時代 (1979) / 富岡多恵子
明月記研究提要 / 明月記研究会
藤原定家 (1162~1241) (コレクション日本歌人選) / 村尾誠一 (1955~)
山家集 新訂 / 西行 (1118~1190)
雨月物語 (1976) / 上田秋成 (1734~1809)
母の遺産 新聞小説 / 水村美苗 / 母親より借りたもの。

など挿み、現在音の体感への見極めの六月を過ごし終えたのでスイッチを切り静寂を呼ぶことにして、現像から現出への仕組みの完成へ繋げる。これは半月ほど続くか。500メートルの垂直運動を絶えず含むこと。