只管降り続くので午前中2時間ほど雪かきをする。ガレージの入り口は昨日オサメに手伝ってもらったのでそれほど苦はなかったが、道路からみると両脇に2メートルほどの山ができて屋根から滑り落ちたものが加わってかまくらの中に家があるようだ。

リビングからサンルーム越しに見えるテラスの手すりほどに積もった巨人の布団を、どうにでもなれと見放しておくつもりだったが積雪が1メートル以上に累積し、まだあと一ヶ月降り続ける悪夢を重ね意気地を出しテラスの縁から切り崩すように除雪をはじめた。
雪かきのリズムというものがあるようだがこちらはまだ知らない素人で闇雲な運動ですぐに息があがってしまうけれども、なるほどと途中判ることはある。テラスの1/8ほどを片付けて腕の力がふっと抜けた。毎日同じことをやればいいと今日は諦め、ある意味見事な積雪をサンルームから汗で濡れた軀のまま放心して眺める。
時折庭の向こうに並ぶカラマツと若干の広葉樹の雪によって項垂れた枝枝が重さに耐えきれず撓らせて粉をまく音がする。この雪で折れたものも見える。
汗で濡れたヒートテックインナーを脱いで裸になり洗濯機に放り込みスイッチを入れる。ストーブ必要なし。と粋がる。