先週末からおかしかった風邪で結局倒れる。月曜日の瞬間的な高熱はすぐに下がったが、喉を切り裂くような咳が出る度に、間接が痛むようになった。こちらのことはどうにでもなれと、本日受験の長女の身体に、このウイルスが乗り移らないよう祈ったのだった。
Ikedaが、Parkのtrackbackスパムの対策をCGIに加えてくれた。以前のコメントスパムは止まったので、彼の書いたこのふたつのプログラムを、SCIT_BLOGにも加えた。
夜中の3時間ほど、ネットゲームに興じながら、数万人が、こうしたサーバーワールドで生きていることを、ログインしている数字で認識する度に、そうした匿名性の投影にも、非常に個的な人間性が滲み出るのが面白いと思う。そういえば、長嶋有(ブルボン小林)の単行本「ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ」/太田出版刊を、土曜日に皆に薦めたが、購入していないので、注文することにした。
VE_DTP(dances the Pupa)05は、スケッチブックに鉛筆で再プランをはじめた。スクリーンの自立プロダクトはArisakaにも頭を捻っていただくことにしたので、彼に渡すためのもの。
いずれにしろ、弱った身体を庇うようだった週の前半をなんとか乗り切ったおかげで、多少力が漲ってきた。昨夜のサッカー日本代表の感動的な勝利も、恢復の薬となったようだ。
エネルギーが、目の前の決断に真っすぐに注がれている時は、そのもの自体へ関わるより仕方ないが、カラダが壊れたらそうした決断を諦めるほうが良いと思っているので、つまり、仕事を半ば放棄して片手間に、普段はじっくりと眺める時間の無いモノへ気分を寄せる。
その中でも、23channnel///BLOG///は、今回最もフィットした。構築姿勢も何か新しいように感じたのだった。日々の観察の記録を、web link listに切り詰めてあるその手法が、食事の内容程度のメモで綴られた小津安ニ郎の日記を思い起こさせた。ログを事典(エンジン・モジュール)のようにまとめれば、オソロシイデータベースができそうだ。人間の情報の嗅ぎ分け能力はこうした構築で飛躍するのかもしれない。ログデータのメルマガを季刊発行してほしいものだ。(ワタシだけになんちて)