Alejandro González Iñárrituは、やはり只者ではない。Amores perrosはすばらしい。制作の激しい呼吸が聴こえた。撮影もなんとまあ凄い。物語は豊穣で、中上健二を想起する。DVD買い。
比べて、Troy,Ladykillersなどは、まるでTV番組。
ハッセルブラッド500C/Mを研究。中古市場では18万前後といったところか。1970〜1989までのロングセラーと、製造中止後500classicの再生産と、まるでYAMAHA SRのような人気。Tsurutaなど、これがいいのではないか。となにか、このところ一眼レフに傾倒中。撮影構想の具体的なディティールを詰めていった挙句。環境をもう少し煮詰めないといけない。
70時間ほど一人きりで考える時間と場所も必要。温泉は堕落するのでだめ。さて。
在庫切れの理由がわからないが、ようやくamazonからNARCが発送されたと返事がくる。10日かかった。新記録。次は、同じ監督(Joe Carnahan)が自ら出演している/Blood, Guts, Bullets and Octane(1998)といきたいが、レンタル屋にあるかしら?これは制作費100万というから凄まじい。DVDこれも買いかも。
Amores perrosの制作のあれこれをDVDの特典付録で知って得心。脚本は、3年間で32回の書き換え。Alejandro González Iñárrituの孤独な編集は7ヶ月間。自身で迂闊に70時間あればと嘯いたことが恥ずかしい。徹底できるのは、徹底する環境があってはじめてだが、そういった環境をつくりあげるのも才能のひとつだ。メイキングで、物語のためには、主人公はいらない。俳優皆に脇役になっていただいたと監督はやはり述べていた。