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チャリで晴海を探索。気持ちいい。
今度はチャリを置いて、ジッツォ担いで歩かねばと。


KIVA
KIVAは、今のところアフリカなどへの支援の色合いが濃いが、これがフラットな世界システムになると、かなり非常に面白い。


アフリカなどの開発途上国にいる起業家に対してインターネット経由で無利子の融資が可能なウェブサイト。融資先の起業家はウェブサイトから自分で選択をし、コメントのやり取りなどができるため顔の見える関係を築くことができる。
ーはてなダイアリーより抜粋

http://www.kiva.org/


母の日のプレゼントを買うから付き合ってという娘たちと、メッセンジャーバッグが買いたいというおニューのMacBookを結構重いですと持参したgarioとララポートへ。 気温の低い休日だが、こちらには心地よい。

4523215036610.jpgマルティン・シュリーク BOX
アルノー・デプレシャン DVD-BOX
アッバス・キアロスタミ傑作選(1)(2)
エリック・ロメール Collection DVD-BOX
エイゼンシュテインDVD-BOX
パゾリーニ・コレクション 生の三部作 DVD-BOX
パゾリーニ / テオレマ
ジャン=リュック・ゴダール DVD-BOX
テオ・アンゲロプロス全集 I~IV DVD-BOX
ルイス・ブニュエル DVD-BOX
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーDVD-BOX
アレクサンドル・ソクーロフ DVD-BOX
ミヒャエル・ハネケ DVD-BOX
ロベール・ブレッソン DVD-BOX
ペドロ・コスタ DVD-BOX
オフィスに戻ってから、腰を据えて観るべきBOXを選び、紀伊国屋でみつけた4/28にでたばかりの、Pedro Costa(1959~) DVD BOXと、ヴェンダース「リスボン物語」(安い!)を選んでアマクリ。一挙には無理だが秋口までには全て観ようと決める。構想の具体化と構築の為参照する。
ちなみにコロッサル・ユース(2006) / Pedro Costa は、5/24公開。


古くからカーボ・ヴェルデ出身のアフリカ系移民が多く住む、リスボン郊外のフォンタイーニャス地区。住民たちは、再開発地域の近代的な集合住宅へと強制移住させられる。そんな移民労働者の一人で、34年この地区に住んできたヴェントゥーラは、突然、妻のクロチルドに家を出て行かれてしまう。途方に暮れ、荒廃した貧民窟と新しい集合住宅の間を行き来しつつ、彼が“子供たち”と信じる、ヴァンダやベーテ、レントたち若い住民を訪ね歩き、対話を重ねながら自分の場所を見出そうとしていく…。
ーコロッサル・ユース(青年よ前へ)作品解説



【血】
ある冬の夜、クリスマスの近づくある日、青年ヴィセンテは父親から病気の治療のためしばらく家を空けると聞かされる。父に何か秘密があるのではないかと疑いを持つヴィセンテは、薬局に押し入った後、父親を薬殺し、恋人クララとともにその遺体を埋める。父の死を弟ニーノに伝えないまま生活を続けようとするが、消えた父の消息を尋ねる見知らぬ男達や伯父の存在によって、ささやかな絆も崩れていく。フィルム・ノワールを思わせるようなモノクロームの映像、幻想的な夜景、変幻自在な魔術的な映像で不安に苛まれながら生きる若者の表情を捉える。
ポルトガルでは1980年代終わりから新しい世代の映画作家たちが数多く登場してきたが、彼は1974年4月25日のサラザール独裁政権を打倒したポルトガル民主革命を10代で経験している。『血』はそうした自国の時代背景が色濃く反映しているといわれる。本作は「ポルトガル映画の最も美しい映画の一本だ」との評価を得たペドロ・コスタ初の長編作品。

【骨】
ペドロ・コスタ監督の長篇第3作で、前作『溶岩の家』の舞台となったカーボヴェルデやサラザール政権時代に、ポルトガルの植民地であったモザンビークからの移民たちが数多く住むリスボン近郊のスラム街フォンタイーニャス地区。ここでは極端に貧しい生活を送る人々の、その出口のない息づかいが狭い路地の空間をうねるように流れていく。
リスボン郊外のスラム街。ティナは子どもを抱いて産院から帰ってくるが、夫は翌朝その子どもを連れて出て行ってしまう。通りで物乞いをする彼に手をさしのべる看護師エドゥアルダは彼を家に引き入れる。ティナの隣人クロティルデは家政婦として働いていてエドゥアルダに雇われる。再び夫は子どもを抱いて街に出て、娼婦に子どもを売ってしまう。本作は実際にこの地区を訪ねた監督自らが、ヴァンダ・ドゥアルテをはじめとするこの地区に住む人々に出演を依頼し撮影した。クロティルデ役の、ヴァンダ・ドゥアルテとの出会いは、その後『ヴァンダの部屋』へとつながっていく。

【溶岩の家】
リスボンの工事現場で、突然ひとりの男が倒れ、意識不明となった。名前はレオンといい、カーボヴェルデ島の出身である。日々の仕事に疲れていた看護婦のマリアーナは、レオンに付添ってカーボヴェルデ島へ向かった。彼女はチャーターしたヘリコプターが戻るまで島の病院にとどまることを余儀なくされる。マリアーナは奇妙なことに島の人々が、みな自分の名前を知っていることに気づく。やがて彼女は島の人々の閉ざされた記憶と向き合うことになる。

『溶岩の家』は、映画史の影響を色濃く反映した『血』の対極にあるような映画であり、ポルトガルの植民地だったカーボヴェルデ島を舞台に、この島の人々の独特な訛り、身振りや、習慣、気候、風景など、あらゆる現実に映画そのものの扉が開かれていく。ペドロ・コスタ自身が「破綻した冒険映画」と呼ぶ、荒々しい色彩と感情に彩られた作品。
ー作品解説より


フランクフルトに住む録音技師ヴィンター(リュディガー・フォグラー)のもとに、リスボンから届いた一通の絵葉書。送り主は親友の映画監督フリードリヒ(パトリック・ボーショー)で、煮詰まった作品の製作に手を貸してほしいと頼む手紙だった。しかし遠路はるばる車でリスボンにたどり着いたヴィンターを待っていたのは、もぬけの殻のアパート。ヴィンターはこの見知らぬ土地でフリードリヒを慕い部屋に出入りする子供たち、フリードリヒの映画音楽を作っているマドレデウスの面々と親交を深めていくが、彼の足取りは一向につかめない。仕方なく、彼が部屋に残したフィルムに音をつける日々を過ごしていたヴィンターだったが3週間後、街でフリードリヒに似た人物を見かけ…。
リスボン市の依頼でヴェンダースが撮り下ろした映画百年へのオマージュ。映画監督フリッツ・モンローの軌跡を追う音楽技師の姿を叙情性豊かな色彩で描く。
ー「リスボン物語」作品解説より