DSCF0691 三割ほど片付けた書斎を軈て150%あるいはそれ以上に整理する意気地が湧きかけたが、行方を辿ってあのスペースを空にするか仕舞う箱のようなものが必要であると判り、加えて重なり置いた書籍類の新たな書棚も作るかと図面を引く。時間とともに加えられる「モノら」を気侭に放り出し続けることは堕落に近いぞと戒めるけれども、つまり生活の併置という仕方は簡単なことではない。十五年も前に身の回りを粗方片付けた際には、アナログに塗れる未来を感じなかったわけではないが、頭の中にも大きなスペースはできたようだった。そろそろ庭にでもこしらえるかなと。