main_ttl.jpg実家への土産にsign-g.jpg銀座たまやのごまたまごを買うと、最近の事情でか、売り子が賞味期限とその表記を殊更大袈裟に説明して示すので、和菓子業界全体が撃ち震えていることを実感する。
約束の時間より1時間ほど早く軽井沢に到着し、Jinの健康検診が終わる迄、プリンスのイーストモールを探索する。降り立ったプラットフホームからゲンレンデでボードに興じる人々が見えたので驚く。気温14°少々寒いので軽装に不安を感じつつ、荷をコインロッカーに入れカメラだけ掴んで、店を渡り歩くが、これといって得るもの無し。紅葉も黄昏れ時。
身体を調べられたJInに春やまで車で移動し、エスプレッソを注文して二人で会議。来年度への展望を検討する。オフレコ事項多し。こちらとしては、展示の都合で観る事のできなかった銀座個展での、JInの新作のメソドを聞くことができたことが収穫。絵画や立体など自己表現のブツはもうつくらないのか?と尋ねられ、こちらのスタンスの説明が足りないと反省。いずれ席を設けて詳細を話すべきだろう。思想を展開しているとこうなるのだと、端的に言葉にできるまでに至っていないということだ。
秋の散策に出かけると聞いていた両親に、久しぶりにいかがだろうかと、夜の支度の手間を省くようメールして、峠の釜飯を晩飯として購入し、Jinに佐久迄送ってもらい新幹線に飛び乗り、30分後長野駅に降りると、驟雨の去った後のようで街が濡れていた。この街は濡れていると美しく感じる。
列車内でA Thousand Years of Good Prayers / Li,Yiyunの続きを捲り、Love in the Marketplaceを繰り返し、稲妻のようなものを再び脳天から垂直に身体に貫かせると、自身の言葉の拙さに、これでもいいのだと落ち着くのだった。
季節のせいかわからないが、モールを歩く中や、春やのお客に奇麗な女性が多かった。
gentaが、sign-g.jpgnaokiushiyama.comを、新しいプログラムで再構築してくれた。作品画像は追って追加予定。最近のgentaのサイトリニューアル(sign-g.jpgundergarden.com)の一見シンプルだが、構造は複雑に仕立てられているのと同様素晴らしい。その構造化の一端はページソースを見ると判る。