何もしない日、切迫の片付いた時間になかなか辿り着けない。けれどもどうやらそろそろそういう時節が近づいてはいる実感が睡眠の深さで判る。深さとはいってもほんの足首が浸かる程度だが、ゆで卵の殻が気持ちよく捲り取られたような青空を見上げた数日前にそんなことをおもった。