2日続けてオブセコンテンポラリーvol.2セッティングの様子及び作品撮影、小布施界隈の取材など、ikeda,gentaにサポートして貰い、フィルムとデジタルで280カット程撮影。デジタルは未だ自在に操れず。状況に詳細対応できるので、操作が複雑になりすぎる。だが流石に画質は滑らかでノイズが無い。春や三井さんより、ご褒美に酒をいただく。
養老の瀧にて会議。アタシとルイ女子が酒を飲み、ikeda,gentaは車なのでウーロン茶。
平安堂でDVDをレンタルし、持ち込んだ業務を行いつつ散漫にB級を眺めるるが、何も残らないので、水村美苗を捲ると、率直な文体に頭が下がるが、素直でありすぎると意識の外へ追いやった「黒い箱」を逆説として引き寄せることもあると知り、殊更繕わずにいるこちらの記述にも似ていると気づき少々狼狽える。「アカラサマ」という事態は、ある意味醜悪に臭う時代になった。言葉の届かない領域が「黒い箱」となるとしたら、これは「未知」を「秘密めかす」コトになり少々厄介。「敢えて語らず(寡黙)」という態度イコール無能である情報環境では、饒舌ではない描写の正当性が必要になる。
A Scanner Darkly (2006):非常に刺激的。ブラックコメディーと云うより(監督談)、小説作品映画化成功例。しかし現時点での手法技術では労働力が半端でない。影響されて労力を半減させるソフトが開発される可能性はある。
Casino Royale(2006):過去を断ち切った演出の切れ味よろしい。アメリカ、イギリス、ドイツ、チェコの合作らしいロケーションも良いが、脚本は続編ありきのせいか、つっこみたくなる部分多々あり。
他、B級はコメントなし。