大学生の娘が夏休みの後半をゆっくり過ごしたいと山に来て一緒だった友達も帰り親子で秋の夜長を過ごしつつ一週間ポンコツの代車に悩まされたが修理が終わったので少々ドライブを楽しむ。
自らが果たしたので文句は言えないしなければいけない事々がようやく一段落し、続けてやらねばいけないことがあるけれども数日はゆっくりできるとこんな時やはり掃除と片付けと本を捲ること程度でありささやかだが貴重な息災をわたしにとっては意味する。実家で魚を焼いた夕食を三人で摂った翌日は湖畔のホテルのレストランで一度きりの贅沢だよとフレンチのランチコースを頂きその足を新潟新井の道の駅まで伸ばし丁度終わった生かんずりを一つ買って雨の中戻る。
カウチで次女と並んで寝そべって社会心理学の学習だと理屈を笑って映画を長々と観る。明後日娘は東京へ戻りバイトと学業に精をだす。