初対面であったこともあり、また同時に早くから老成した感もあるせいか、年齢的には教え子と同じ世代であるのだが、時々君呼びを憚った、画家川合朋郎(tomorrow)君の静岡三島に在るアトリエへ取材撮影にお邪魔する。
東京駅の書店でLOST5を購入。09:57東京発新幹線(こだま)で読みながら1時間で三島に到着。画家自身に車で出迎えて頂き、鬱蒼とした文豪の住む館のような敷地に誘導され、築7,80年と云う石造りの蔵のアトリエに驚く。矢崎、飯島両氏のインタビューを早速開始し、撮影助手に同行してもらったgarioとカメラを回す。様子は後日UBOAT-DATA作家データベースにて展開予定。
近所で蕎麦の昼飯を摂り、以降三島の街の時間に触れて三島大社、三島南口等徒歩でMamiya7で撮影しながら観光。機器を肩に下げて歩いたので若干疲労。途中、画家に教えていただいた店でふかむし茶を購入。至る所を流れる水の街の景観に癒されたが、最近は水の量がかなり減っているとのこと。ありし日の夥しい水の街を妄想しつつ歩く。伊豆箱根鉄道駿豆線三島広小路駅プラットフォームに累々と並ぶ高校生たちの姿が、ドラマ仕立てのように感じる。修善寺行きの車両を見送り、喫茶店にて休憩後、新幹線で東京に戻る。オフィス到着19:40也。流石に脚に疲労が広がり、そのまま倒れるように睡眠。夢の中、撮影旅行用のトラックで日々移動しながら、昔は全て肩に下げて歩いたよなどとホザイていた。
皆様おつかれさまでした。