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昏くなってから床を拭き始める。

樹間の空も地と変わらない白で覆われた光の足りない朝雪かきをして北側の屋根から落ちた積雪の高さが去年よりもあるなと暫し漠然と眺める。外の気温計はマイナス6度を示しているので然程寒さは感じない。そのせいか樹の枝に乗った雪もぼたっと重そうで軽やかさがない。