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残っていたカレールーを一欠片細かく砕き、オリーブオイルで、冷えた残飯を他には何も加えずに炒めてカレー風味のチャーハンを、やや焦がしてつくると、時間もかからずこれが意外に旨いので、幾度か繰り返した。流石に続けると腹には具合がよろしくないようだったが、野菜を間に挟んで腹に収めて、やはりまた同じことを繰り返した。珈琲もインスタントばかり流し込んでいた。

「写真論」スーザン・ソンタグを寝転んで再び捲り、「泥棒のように」、「人民の願いに反して強制的にショットを撮る」と1974年に中国の新聞で批判されたアントニオーニのくだりを辿る。
身体のため久しぶりに自転車でサイクリングする。
パラノイドパークを中途で何度も停止させ、静止画像を眺めること(幾度かその画面を撮影などする)を夕方前から深夜手前迄行う。

思えば休みもとらず連日先も考えずに闇雲に業務を並列進行させ疲弊していた。峠を越えた感覚がぽつんと小さく生まれた途端に、完全完了していないけれども数日休養中業務放棄しようと利己的な遺伝子に従う。

くらげ、流れ星 / 大塚愛 : iTunes Storeクリック


遠いこの距離
毎晩のように
会いたくても会えない
頭のどこかにある

少し ズレてるのかな
この星空さえも
あなたも同じように
想ってくれてるの?

※クラゲ、流れ星 見つけられたら
あなたの名前を思い浮かべるよ
どんなイヤなとこ知っているのに
あなたのコト
こんなに 好きだよ※

恋している
そんな風に呼ぶのかな
忘れようとすればするほど欲しくなる

そんなに あなたとあたしは 違うの?
どうしても二人にはなれない

クラゲ、流れ星 見つけられずに
あなたの言葉も 忘れちゃいそうだよ
たった一つ信じている強さがあれば
苦しくなく 好きでいられるのかな


Jean-Marie Gustave Le Clézio(1940~)がノーベル文学賞を受賞したと知り、少し嬉しい。