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 aperture 3にてapple direct order bookを娘たちの2004年画像をレイアウトしてテスト注文。テストなので、アプリフォーマットのテンプレテーマからピクチャブックを選び、ハードカバーフォーマット、注文可能最大サイズ (33×25.4cm) にてページを若干追加し(合計41photo / 見開き5p )、¥8,194 (配送料 ¥1,200)也。二週間以内で配送可能とのこと。10冊以上注文で15%オフ。勿論フォーマットのカスタマイズ可。
 サードパーティーのフォーマットがいくつかあるようなので、仕上がりをみてから、幾つかBook試作。スタテクプロジェクトサンプルも、book化を追加すれば、かなりよい。
FCP 7、関連アプリ upgradeに、半日を費やす。ライブラリーを全て外付けに移動したので、思った程HDに負担はない。が、起動の際は、外部HDがなければ動かず。仕方なし。Motion 4は、以前より動きは早くなった。


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 デジタルの一眼レフをはじめたのは2007年だったこともあり、それまでのフィルムのデジタルコンバートデータは、別の括りで考える事にして、時系列に沿ってbook編集をはじめる。観念的なマトメをああだこうだと姑息に行うつもりはないので、率直な時間の推移に照応させた変哲の無い形になるが、そこに浮かび上がるバイアスには気になることもある。観察と検証の持続ということよりも、そのバイアスに横たわる、「彼方」というニュアンスは、やはりなと気づかせる。
 
 音響と同期させる静止画の動画化を写真データで長々と取組む時間は、文脈を与え直す作業であると同時に、選ばれ残った結節点の併置が促す「みつめ」の、知覚的身体的な作用と、写真画像の再定義(反復受容)の可能性を示唆したこともあり、2004年からはじめたVE (visual echo プロジェクト)の、初期動機とも真直ぐに繋がるものであり、勿論、1990年より持続している所謂「回復歩行撮影」とも矛盾しない。
 ようやく、諸々が様々な手法の交錯を経て、ある種の思想フィールドに、自然と並べることができるようになったともいえる。