唐突にMacBookProがお釈迦となり、銀座アップルのGenius Barを前日に予約して指定の時刻にカウンターを訪れると、雨だというのになんでこんなに人が多いと考えてから、建国記念の日だったと気づいた。
画面が黒いまま反応しないので、それなりにあれこれ試したが駄目で諦めて持ちこんだが、カウンターの上でログを引き出そうとするスタッフも眉間に皺を刻んだ。もしかして、無償でロジックボード取り替えのできる製品ではと尋ねると、シリアルが一世代新しいとのこと。つまり有償修理となる。¥51450也。とほほ。なければ非常に辛いので、とにかく修理を頼む。5日から7日間、時間をいただきますとのこと。カウンターの隣に女子高校生が座り、修理の終わったMacBookを受け取り、内容を確認しているのを眺めると、恐ろしいほどのアプリケーションが揃っており、而も、Win環境まであって、今日日の女子供には負けるわ降参ですと何か力が抜けた。
昨日から連日の祝日受験の次女から終わったよと溜め息まじりの声が携帯から聞こえたので、銀座に呼び出して、おつかれさまの午後の点心を過門香にてとる。受験の様子をききながら、とにかくご苦労様と美味しい料理を楽しむ。海の中ダイビングをしたばかりの長女は、北志賀から電話をよこし、ボードを滑り終えたのでこれから帰るとのこと。なんとも凄まじいエネルギーに呆れつつ、娘たちには、こちらの知りようのない未来が広がっているんだなと今更に繰り返した。